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インドの“トリコロール”を脅かす「改正国籍法」の横暴 | 「日本人が知らないインド経済」佐藤大介

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  • コーポレイトディレクション コンサルタント

    注目を集めているインドでの紛争について詳しく書かれています。

    本当に簡単に要約すると、

    ①国旗に世俗主義(政教分離)を掲げているインドにおいて、
    ②人口の80%を占めるヒンドゥ―教を母体としたモディ政権が、
    ③ヒンドゥー教至上主義(≒反イスラム)的な政策を強行することによって、
    ④経済成長の鈍化から国民の目を背けようとしている/イスラム・ヒンドゥーの両教徒がデモを起こしている

    という内容です。

    国家にとっての国旗は、企業にとってのロゴです。
    企業が社員のコーポレートアイデンティティに対する意識レベルを維持・更新していくのは非常に困難なことです。
    ただ、企業では社員がそこにいることを選択しているのに対し、国家では必ずしもそうとは限らない、という違いがあります。
    ゆえに、国家がアイデンティティを維持することは企業以上に困難なことであることを、改めて認識しました。


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