三井住友カードが30年ぶり刷新。Visaタッチ決済を標準搭載、20%還元も
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2000年代前半、アメリカン・エキスプレス社が日本でセンチュリオン・カード(通称ブラック・カード)を発売した。
加盟店からの手数料、リボなどの手数料が主な収益構造であるクレジットカード業界で、「カード年会費」による収益が見込めると目を付けた各社がこぞって「プレミアム級」のカードを乱発した。ここ数年は各社、とにかく券面を「黒」にすれば良いという不毛な開発競争が行われていた。
VISAは来るAppleとの金融対決に向けて、どのカード会社よりも先に、旧来の“見た目のブランド価値”を卒業したのだろう。
今後のVISAの存在価値は、カード自体を使わない電子決済と、顧客の決済情報を分析して外販、更には個別のコンサルティングが主流となるのではないだろうか。
注目のコメント
日本では、オリコなどでは一早くVisaタッチ(旧名:Visa Paywave)を発行していましたが、
日本でのVisaの盟主たる三井住友カードもついに発行となりました。
グローバルでは、欧米や豪州ではVisaタッチのカードも端末も普及しています。
しかし、日本では通信規格の違うFelicaが普及していたため、これまで日本では端末だけでなく、カードも普及してきませんでした。
これを機に、日本でも広めようということですが、Suicaをはじめとする既存のFelica勢が圧倒的なシェアを持つ中で、どう戦っていくのかはかなり難しいと言えます。
各国でそうであったように、Visaは日本での推進のために巨額の投資を行なっているのでしょう。
しかし、日本人が海外に出てVisaタッチを使えるのはとても便利なので良いことです。あのパルテノン神殿の券面がなくなるのかーと思うとちょっと複雑です。
流行のデザインでコーポレートカラーを前面に押し出していますが、信頼感とか伝統感はなくなりましたね。
時代の流れでしょう。今年は東京オリンピック、そしてVISAはそのスポンサー。
日本でのVisaタッチの普及が進むだろうなと思っています。
海外からのインバウンドの、日本でのUXを上げるためにも重要なことかと。
Visaタッチ対応カードとして、私個人的にはKyashの新カードに期待をしております。