米民主討論会、サンダース氏がイラク戦争承認巡りバイデン氏批判

コメント

注目のコメント

• 佐藤 則男

  在ニューヨーク・ジャーナリスト

  ・2020年01月15日

  これがサンダース候補の問題点の一つなのです。このような以前のことを理由に同じ政党の候補を批判する。それは、バイデン氏だけでなく、民主党全体をそのようなカラーに染めてしまうのです。
  確かに、その時のフロントランナーを叩くのは常套手段です。だが、今は、そんなことをしている時期ではないのです。民主党候補全体がトランプ大統領を叩かねばならない時です。民主党は、一丸となって、今からトランプ氏を叩かねばならないのです。内輪もめしている時ではないのです。
  確かに、サンダースがウオーレンと対立していますが、これも見方によっては、同士討ちが選挙民の注目を引くことはありますが、民主党は危機に瀕しています。弱点だらけです。第三者が出てくる必要があります。バイデン、サンダース、ウオーレンでは、トランプに勝つことは困難でしょう。
  アメリカ選挙民は、この前の選挙で、大きく変わりましたが、その顕著なものは、知性と理性を尊重する人たちと、知性を尊重しない階級が伸びています。Anti-Intellectualismです。この階層がトランプに全面的についえ来ましたが、離れつつあります。この階層は、白人ブルーカラーが多いのですが、民主党候補は、この層を取らねばなりません。ブルーカラーは、元は民主党支持だったのです。イラク戦争などが大きな問題ではありません。