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【解説】エーザイが開発した、「夢の治療薬」の実力

NewsPicks編集部
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    マウントサイナイ大学 アシスタントプロフェッサー

    記事を書きました。

    今回の記事は、認知症の医学的な側面に焦点を当てて書きましたが、この分野は、従来からいわゆる「治療」よりも、介護、リハビリテーション、精神的サポートなど、多分野の貢献が非常に大きいところです。

    「医療」や「医師」だけでなく、ご家族、介護職、ソーシャルワーカー、理学療法士など、さまざまな専門職がタッグを組んで対峙していかなければならない疾病です。

    そんな中で、認知症「治療」はいまどこまで進んでいるのか。

    残念ながら、真の「夢の治療薬」の登場にはまだ時間がかかりそうですが、認知症治療の現在地について、皆様のご理解の一助になれば幸いです。


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    総合内科医 医学博士

    今注目されているアデュカヌマブは分子標的薬の中でも、「抗体製剤」に分類され、名前に~マブとつきます。ターゲットを絞ったこの抗体製剤は、これまで乳がんのトラスツズマブ、悪性リンパ腫のリツキシマブなど、既存の薬を圧倒する効果を発揮し、悪性腫瘍や自己免疫疾患など、幅広い分野で用いられるようになってきました。一方で、今回のアデュカヌマブは抗体製剤でありながら限定的な治療効果しか発揮することができず、期待を大きく下回りましたが、これまでの治療薬開発失敗の歴史を振り返ると「夢の治療薬」と呼ばれるのも理解できます。

    現在、アルツハイマー病で用いられている内服薬はドネペジル(アリセプト)などで、薬価は1日100円程度です。アデュカヌマブの薬価は未知数ですが、一般的に分子標的薬は数十万~数百万円かかる場合が多く、同様ではないかと予想されます。限定的な効果しか持たないこの治療薬がもし日本でも承認され、日本国内に約600万人いる認知症の患者さんに適応になるのであれば、医療費はこれまでに類をみない急増加をすることになると思います。医療費負担をする若い世代はどう思うでしょうか。認知症の家族をもち、藁をもすがる思いでいる人たちはどう思うでしょうか。FDAで承認でされれば、日本での承認の是非について議論が活発になると思います。


  • NewsPicks 編集委員

    昨年、エーザイが発表したアルツハイマーの治療薬が話題になりました。FDAへの認可を目指し、2020年にも結果がわかる見通しです。もし仮に承認されれば、今年の医療界における大きな話題になるでしょう。

    エーザイの治療薬は、認知症の薬の中で、どんな位置付けなのか。そもそも認知症とアルツハイマーはどう違うのか。プロピッカーの山田医師による、分かりやすい寄稿をお届けします。


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