実は手堅くない送りバント 「損益分岐点」は打率1割
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こちらの統計は総合得点期待値なので、手堅くないように見えるのですが、一点を争うシーソーゲームならどうなんでしょう?
その回の点数を無視した点が入るか入らないかの得点確率を知りたいところです。
注目のコメント
なるほどー、面白いデータですね。
でも、「送りバントはかなり非効率な作戦」という論調には反論しておきますね。
私、野球経験者ですが、野球ってピッチャーが非常に重要なスポーツなんです。
そのピッチャーの立場で言うと、「二塁あるいは三塁にランナーがいる状態」と「そうでない状態」だと、疲労度・ストレス状況が格段に違うんですよね。
「一死二塁」の状況をつくられてしまうと、かなりの高確率でピッチャーはしんどい状態でそのイニングを終えなければなりません。(良くても無失点・二塁残塁、悪ければ失点。運よく二塁ランナーがアウトになるかたちでイニング終了を迎えられる確率はかなり低いです。)
デジタルに分析すれば、「無死一塁」→「一死二塁」にすると(該当イニングの)得点期待値が落ちるというのは面白いデータで、そうなんでしょうが、、
「送りバント」というものは、相手ピッチャーのスタミナ(加えて野手陣のスタミナ)を相当に削る状況がつくれるので、その事実データ(該当イニングの得点期待値が落ちること)を踏まえても、試合全体を見れば相当に有効な戦術だと思います。
中日ドラゴンズの落合元監督が、2004年から(セリーグで)8年連続Aクラスを維持した偉業をご存知でしょうか?(リーグ優勝:4回、2位:3回、3位:1回)
彼のモットーは「打者を信用しない、投手を信用する」。踏まえ、「走者一塁でのバントを基本戦術とし、徹底する」というものでした。
野球におけるバントは「手堅くない」のかもしれませんが、「とても有用な戦術」だと思いますね。30年以上前からドラゴンズは知ってましたー!(笑)
#dragons
--88ver--
一番彦野が塁に出て 二番立浪ヒットエンドラン 三番ゲーリータイムリー
四番落合ホームラン いいぞがんばれ! ドラゴンズ! 燃えよドラゴンズ!!梅林さんが指摘する、得点圏にランナーがいる事で投手や野手が疲労やストレスが加わる事を含めての得点期待値であり、無死一塁も点が入るまでには得点圏にランナーがいる状況の経路が多い。また、試合全体で見たら、0.13点分多く取られた事による疲労やストレスも考慮に入れる必要があるので、読んだ限りでは、シンプルにデータに基づいた戦略を採用した方が勝つ確率は上がる様に思った。