千代田区立麹町中「定期テストも固定担任制も廃止」の弊害…子どもの学力格差を助長
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注目のコメント
麹町中学校の実践は、どのような教育目標を据えて、どのように実践するかを先生の間で徹底的に理解・共有して、生徒にもオープンにしているから成功しているものです。
当事者が自分達で何も考えずに実践したら失敗します。そような失敗を避けるために(考えなくてもできる)システマティックな教育体制が組まれてきたのがこれまでの教育です。
テクノロジーにより、教育方法や子供たちの価値観まで大きく変わりつつある状況で、これまでの教育方法で本当に大丈夫なのかが問われてます。確かに個人面談や保護者面談で「担任団から誰でも選んでください」と言ったらどうしても英数国に集中するでしょうし、そうなると担任団の中でのパワーバランスが歪になり、忙しい教員とそうでない教員との間に嫉妬や確執が生まれるでしょうね。
ただ、工藤校長の功績は「改革の内容」ではなく、「改革を行って前例を作ったこと」にあります。
学区的に恵まれているとはいえ、一公立中学校がここまで「ロック」な改革をしていることは、私学に対しての挑戦状のようにも見えますね。
つまり、公立私立を問わず、「自分達の学校に通う生徒のためにここまで学校制度をカスタマイズしてもいいんだよ」というメッセージを僕は受けとりました。
麹町中の生徒のためにカスタマイズされたシステムを他校が丸パクリしてもうまくいかないのは当たり前。
それを批判の対象にするのは、申し訳ないですがややピントがずれてるように思えます。
…っていう内容のブログを昨年書いてました。
ご笑覧ください。
【教育哲学】「麹町中の実践に対する指摘」への反論と、僕が思う工藤校長の真の実績
2019/08/12 05:34
http://theskyisthelimit-wonderwall.com/archives/32837973.html