安倍首相 サウジ皇太子と会談 緊張緩和へ力を結集で一致
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今、トランプ氏を根本から助けているポンペオ国務長官、エスパー国防長官は、ウエストポイントにある海軍士官学校の同窓生であり、この二人に頼っている限り戦争初続くであろう。 この二人をトランプ大統領に紹介したのは、デヴィッド・アーバン氏で、ロビイストでCNNの解説者である。この3人が共通しているのは、ウエストポイントの陸軍士官大学の出身であることである。
この3人を「ウエスト ポイント マフィア」と呼ぶ人もいるくらいである。トランプ大統領とこの3人は、今のところ実に仲が良く、トランプ氏から信頼を得ている。よって、アメリカの外交政策と国防政策は、このウエスト ポイント マフィアから出たものと見ても差し支えないだろう。
彼らは、戦死した兵士の子供たちに教育資金のファンドレイジングを行ってきていて、2300万ドルをこれまで集めたと言うから、辣腕である。
まさに世界各国政府は今後、このウエスト ポイント マフィアと外交取引、ネゴシエーション、軍事政策を話し合い、実施しなければならないのである。タカ派の急先鋒である。
筆者がここで思い出すのは、ソフトパワー論である。
クリントン政権下において国家安全保障会議議長、国防次官補を歴任したアメリカ・ハーバード大学ケネディスクール教授のジョセフ・ナイの論である。ブッシュ政権や政権の中枢を占めた、ネオコンという勢力に対し、客観的に評価または批判をし、軍事力や経済力など強制力の伴うハード・パワーにのみ依存するのではなく、アメリカの有するソフト・パワーを活かすことの重要性を唱えた。さらに、このソフト・パワーをハード・パワーと相互に駆使することによって、国際社会の支持を獲得し、グローバル化や情報革命の進む国際社会において真の国力を発揮し得ることを説いている。こんな見方をアメリカは捨ててしまったのであろうか。日本は欧米のように中東問題の引き金を引いていませんし、優良な貿易相手国ですから、好待遇されますが、果たして一歩踏み込めるのでしょうか。
日本においても中東和平は、原油の安定供給のために重大な事項ですから、日本が記事にあるような一般的なことでなく、もっと踏み込んで中東和平に貢献できる方策を持っていたら素晴らしいのですが。