高齢者の能力引き出す、型破り介護施設 NGU
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注目のコメント
介護は定型的な業務ではなく、利用者の望む生活と、専門職として想定するあるべき姿、そして利用者本人が周囲の人々や環境と調和しながら生活できるように、本人が自分の持てる力を発揮することを支援するという、かなり非定型的な仕事です。
目の前の事象がライブで変化するなかで、仮説生成して検証しながら実践していく能力はかなり高度なものです。
取り組みとしては王道であり、教科書にある本来の介護と言えると思います。(よく介護は教科書とは違うと言う人がいますが、まずは教科書通りやることから始めなきゃいけません。それすら出来ていないところがほとんど)
一方で、これを可能にしているのは記事にもあるように腰を据えた教育にあります。私もこのように教育された経験がありますが、それが業界では稀有なことであることを知りました。
既に多様化して広がっている全国の介護事業所が、記事のような事業所に転換していくことは基本的には不可能だと私は考えています。
厚労省が想定する、介護職のリーダーたちの中でも専門職としての意欲と自覚があり、かつ環境も後押しされた一部の人が身につけていけると思います。
ただ、量産が難しいので、このあたりをAI などが一部補完してくれることが、吉と出るか凶と出るか。。。おーーー!山出さんの事業所ですね。
ここは認知症ケアを実践している方は観る価値のある事業所です。
以前見学に伺ったレポート添付していますので参考までに。
【見学レポ】日常生活の「自律」を適切にサポートする地域密着型通所介護とは…?
https://llc4u.co.jp/report-14/素敵な取り組み。誰かに必要とされる、そして目に見える形で返ってくる。とてもいいと思います。
仕事柄介護施設に出入りしますが20年ほど前に比べてキレイな施設は増えました。デイサービスなんかはまだまだお元気な方も多いし
人間関係の閉塞した中ではいろんなことが起こりやすくなってしまいます。
なんらかの形で社会とつなぐ、世間と繋ぐ事は必要かと。
いい循環の仕組みを持った施設が増えることを願うばかり。また、自分も施設を利用する時が来たらそういう施設を利用したいですね。