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【台湾・総統選】蔡英文氏が再選決める 韓国瑜氏は敗北認める

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  • 笹川平和財団 上席研究員

    予想通りの蔡英文総統再選の結果となりました。2019年6月から香港における抗議活動が活発化するに伴い、蔡英文総統の支持率が顕著に上がっていました。親中派の韓国瑜氏でさえ、「一国両制」を明確に支持できなくなっていたのは、世論に配慮したからでしょう。
    台湾の人々は、中国の香港の扱いを見て、中国共産党や「一国両制」に対する信用を失い、中国に近寄ることの危険を感じているのです。世論調査の結果を見ても、特に、若い世代は元々台湾は台湾で、中国は別の国という意識を持っています。
    ただ、蔡英文総統も、中国に対する依存度を下げると言っても、具体的な政策を示せていません。台湾が経済的に中国への依存度を下げるためには、これまで大陸でいい思いをしてきた既得権益層に痛みを与えることにもなるでしょう。台湾のビジネス界は中国とのビジネスに大きく依存しています。
    蔡英文総統の支持率は香港問題がクローズアップされる前から上昇し始めていましたが、それ以前の支持率は非常に低いまま推移していました。蔡英文総統は、全方位に配慮したため、民進党支持者からも嫌われてしまったのです。
    香港問題は蔡英文総統再選の追い風となりましたが、中国に対して決然とした態度をとっているだけでは、台湾経済を守ることは難しいでしょう。「一つの中国」を認めない蔡英文政権の台湾に対して、中国は厳しい態度をみせるだろうからです。
    蔡英文政権の2期目が安定するかどうかは、中国以外の国々との経済活動を成功させられるか、台湾内の既得権益が受ける痛みをどの程度緩和できるのかにかかっているとも言えます。


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