【図解】まず、知るべきスタートアップに必要な『ルールメイキング』の全体像
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①規制産業を中心として、イノベーションのスピードに対してルールのイノベーションが追いついていない領域があり、これからのスタートアップはそこが事業機会になっていく
②ルールには、大きく分けて”Standard(標準・規格)”と、”Ragulation(規制)”の2つに分かれる
③ルールメイキングとは、これらのルールのアップデートに向けて取り組む活動一般を指す。ものづくりスタートアップの契約ガイドラインで一緒に仕事をさせていただいた中間さんの記事です。
これまでのスタートアップは規制がない分野を事業領域とする傾向がありましたが、昨今は積極的にルールメイキングに取り組みつつビジネスモデルを構築していくことが増えています。
本記事では、ルールは、”Standard(規格・標準)”と、”Regulation(規制)”に大別することができ、両者の違いと関係を意識しながらルールメイキングに取り組んでいくべきと述べています。
インターネットが発展する中で、民間事業者自身が、デジタルプラットフォームという形でビジネスのルールを形成していくことが増えています。いわゆるアーキテクチャと言われるものであり、アーキテクチャは、「法」、「規範」、「市場」に続く第4のルールと言われたりします。
さらに、AIなどは、差別化要素としてのコア技術になりうるとともに、業界の他のプレーヤーに横展開することで業界の企画となる要素を持っています。
ルール(規格・規制)は、新規技術、アーキテクチャ、エコシステムなどの要素と違いを持ちつつも互いに関連性を持っていることから、これからのスタートアップは上記要素を組み合わせつつビジネスモデルを構築していくことになると思われます。