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そのお金は誰のもの? "投資の神様"ウォーレン・バフェット、企業は社会的信念に基づく決断を止めるべきと主張

Business Insider Japan
・"投資の神様"ウォーレン・バフェット氏は、企業は社会的大義よりも株主の利益を優先すべきだと考えている。フィナンシャル・タイムズが報じた。 ・人々の顔色をうかがって、いわゆるESG —— 環境、社会、ガバナンス —— に投資する企業やファンドが増えているが、バフェット氏は、こうしたシフトは政府の政策...
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これは今のところ、2020年で1番読むべき記事だと私は思います。最近の風潮はやや一方的だからです。

社会貢献という耳障りの良いフレーズで企業(株主)の資金を際限なく使われたら株式会社としての根幹にも関わる。もちろんやるべきこともあるでしょう。しかし、例えば、万年単位で効果が検証され、経済活動との因果関係すらあやふやな温暖化問題などにどこまで企業(最近では中央銀行)を巻き込むかはもっと冷静な意見があってもいいはずです。最近の「SDGならなんでもOK」という風潮はバランスに欠きます。日本はそうでもありませんが、欧州はやや盲従気味です。

社会全体の厚生を高めるために誰かがコストを負担すべきだとしたらまずは国民に選ばれた政府以外にありえないでしょう。バフェットが言っていることは極めて普通の話かと私は思います。
企業は社会的大義よりも株主の利益を優先すべきだと考えている

これに全面的に賛同です。
株主から経営を委任された代表者や取締役会は、株主の意向を受けて、その利益のために活動する義務を負います。ここは、法律がそうなっているので異論ないはず。

社会的大義を大事にするかは、2つの考え方があると思ってます。

一つは、例えば、売上の1%を自然環境のために使うとコミットしているパタゴニアの場合は典型だと思います。それがブランディングとなり、売上は伸びていますし、営業利益も増えています。結果として、株主に金銭的な利益をもたらします。

もう一つは、そもそも株主の利益が金銭的な利益だけである必要はないという考え方。上場企業に限らず、金銭的な利益をリクエストしている外部資本が入っている場合は難しいですが、社会的大義の達成をするというリクエストを満たすことも株主の利益です。

この議論、日本だけでなく、世界的にもバフェット氏の発言に批判的な方多いとは思いますが、それは、資本と経営とを分離した階層の違い、社会全体の利益や、個別の利益とを色々とごちゃ混ぜにしているからだと思います。また、株主に責任を負っている経営層と利益の構成要素となる格KPIを追う従業員との違いもあります。従業員の全てが利益をKPIにする必要はありませんし、KPIでなく、定性的なユーザー価値を追う場合もあり、議論が別次元です。加えて、ユーザーの定義が、会社の顧客の場合も、取引先の場合も、社内の場合もあり、各人により異なりますしね。

今では使わなくなりましたが、自己資本という単語。資本は会社のものではなく、返さなくていいお金でもなく、株主からお預かりしている返済期限のないお金というだけです。
負債は返済期限のあるもの。今や、負債と資本の違いもグラデーションということも理解しておきたいですね。

なお、会社であっても、社会全体の利益に貢献すべきというのは、私もそう思ってます。しかし、それらは両立しますし、どちらが会社の最終的なKGIかと言われると株主の利益ですよねって話だと思います。少なくとも今の法治社会では。
株主至上主義が強欲な資本主義を生み出しています。社会への貢献なくして企業は存続できません。それは歴史が物語っています。一時期は羽振りがよくても長続きしない。

バフェットさんはAmazonを買い損ねた、とかねてから語っていますが、それは株主よりも社会革新をめざしていたAmazonが気にいらなかったから。

過度にESGやSDGsを意識する必要はないと思いますが、社会性のない企業はそもそも存続する価値はないかと。
営利企業は企業価値の最大化を目指し、社会貢献は政府(もしくは政府の指針)によって行うというのは、極めて明確な線引きです。

「社会貢献もどき」をやって企業価値の低下を招いた企業はたくさんあります。

環境等への配慮などは政府が規制して、それを各企業が守ればいい。

各企業がバラバラに社会貢献をすると、重複したり漏れがでたりと、無駄が生じる恐れがありますから。
経済学的には正しいと思います。

しかし、企業で働いていて、利益を出すことだけを目標に働けるのでしょうか。
企業を自己実現の場として求めていないでしょうか。

企業の一番の目的は利益を出して株主に還元することです。
それに続くのは、社会と社員への貢献だと思います。
ESGは後者を意味していると思います。

企業活動には経済合理性が必ず求められますが、
利益を出せばどんなことをしても良いという訳ではないのですから、社会と社員へ貢献することを見失ってはならないと思います。
それを見失えば、将来的な利益を失うと思います。
AIロボットを使って開発研究していますとこのままの価値観で行くと訪れるディストピアが見えます。
SDG'sは慈善ではなく、それを阻止するための人類全体(すべての株主が含まれる)の解決策です。日本は元々がSDG's的な社会でしたからあまり感じませんが、金融資本主義の行き過ぎた欧米では今SDG'sに合致した目的の会社のみが生き残る仕組みを作ろうとしてるのだと思います。なんでも狂信的な人が出るので極端な人たちもいると言うことかと。それに対するバフェットの意見なのではないかと思います。日本はいつも自分たちの状況が欧米と違うことを忘れてアメリカの言葉を盲信して良いものを壊す嫌いがありますが、これも価値観の転換が必要な時代にこの言葉を鵜呑みにすると視野の狭い話になるように思います。
バフェットのお言葉、メモ。

> 「"投資の神様"ウォーレン・バフェット氏は、企業は社会的大義よりも株主の利益を優先すべきだと考えている。フィナンシャル・タイムズが報じた。

人々の顔色をうかがって、いわゆるESG —— 環境、社会、ガバナンス —— に投資する企業やファンドが増えているが、バフェット氏は、こうしたシフトは政府の政策によって動かされるべきだと考えている。」
これは、上場した大企業に対しての意見だと捉えています。バフェット氏の次の意見、「多くの経営者が政府による納税者のお金の使い方を非難していますが、自身が株主のお金をどう使うかに取り組むべきです」には大賛成です。
しかし、もう一度伝えるように、大企業向けです。
スタートアップであれば、販管費の一部としてもSDGs関連にお金を使うべきです。スタートアップはお金の使い方など、全てを通して、その思想、ビジョンが問われるからです。

僕が書いた記事も合わせて読んでいただけると、より理解が深まるのではないでしょうか。

「ネット企業の成長はどこに向かうのか」
https://www.neweconomy.jp/features/bdash2019f/36496
年金基金のESG投資などにも同様のことが言えます。議決権行使で行動するのはいいとして、投資ポートフォリオがESGの影響を受けるのは、運用者の忠実義務違反でしょう。「そのお金は誰のもの」というフレーズはいいな。
営利企業が儲かることで、株主への還元だけでなく、雇用や納税も増えます。

この2つこそ、最大の社会貢献だと思います。