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トランプ大統領の狙いどおり、貿易赤字が縮小。今回の11月の数値は、2013年以来初めて年間ベースで縮小する可能性を示唆。さらに、貿易が2019年第4四半期の経済成長に寄与する方向に進んでいることも示唆しています。この成果はトランプ大統領にとってうれしい成果になるでしょう。
ISバランスに照らせば、中国から輸入しなかった分は中国以外の国から輸入する流れになるので現時点ではトランプ大統領の思惑通りとはいえ、こうした動きに永続性があるかどうかは理論的には怪しい部分も残ります。
注目すべきは、
2019年1-11月の財とサービスを合わせた全体の貿易赤字は5630億ドル。18年は5669億ドルだった。財の赤字は7912億ドルで、前年の8064億ドルから縮小した。
昨年1-11月では、中国からの財の輸入は15%減。輸出は11.4%落ち込んだ。財の対中赤字は3198億ドル(季節調整済み)と、前年同期から縮小した。
中国との貿易変化は大きく、
同時にアメリカの消費水準の引き下げ、
世界経済への影響も大きいというところもあるのではないか。
米国の対中追加関税も、当初は中国以外からも代替しやすいものから始まりましたが、徐々に代替しにくいものまで広げましたから、その影響で輸入が減ったということでしょう。
財の貿易赤字が減った分だけ米国内の財の生産が増えていれば万々歳ですが、米国の製造業がこのところ元気がないところを見ると、経済が見えないところで勢いを失いつつあるのが遠因という懸念なきにしもあらず。米国の非製造業と家計の消費はまだまだ元気なようですが、今後の行方が気にならないでもありません (。´・ω・)? ウーン
米商務省が公表した2019年11月の米貿易赤字は、3年ぶりの水準に縮小しました。