パナソニック「働かなくても年収1500万円超」幹部に迫る大リストラ
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こんな生々しいデータが出てきてしまうんですね。しかも、かなり現実的な数字だと思います。
日本人の給与所得者の平均年収や製造業の平均年収とパナソニック社員の平均年収を単純に比較して良いものかは疑問ですが、所謂大企業と言われる日本の企業の多くが同じ傾向にあると思います。ご年配の人が作った会社の仕組みなんだから、ご年配の人が優遇されるのは当たり前ですよね。
できることなら、ピラミッド構造の組織体制からの脱却が望ましいと思います。やはり今の時代、管理職＝上司（偉い）という構造には無理があるように感じられます。マネジメントはあくまで役割の一つであって、マネジメントする人＝偉い人と定義するのは難しいです。特に製造業の様なクリエイティブ性が最重要な業種において、クリエイティブな仕事をする限りはチームメンバー（担当者）で、出世すると管理職になる代わりに仕事内容がクリエイティブからマネジメントに変わるというのは、本末転倒とさえ思えてしまいます。
パナソニックは樋口さんの出戻りや元Googleの松岡さんを迎え入れたり、人事面ではチャレンジを続けている印象ですので、大企業の脱ピラミッド構造を達成して頂き、他の大企業の参考になるようなロールモデルになって頂けると助かります。パナソニックではないですが、過去に大企業の経営陣を近くで観察できるポジションにいました。
企業内評価だけで生き残った結果、対外的にたいして実了がなく勉強を怠っていて無茶苦茶な判断しかできなくなっていても気づかない人はいます。イエスマンで頭良さげな雰囲気は何となく出して結論何も言えてないような人。
それだけではないのですが、やっぱり現場をブラついて現場の社員と話す人にはテッパンで外れがないと個人的には思います。こういう方に批判がでるのはもっともです。
ただし、50-60代を追っ払うと、
次は40代。あなた方ですよ。ご準備いいですか？
そして、40代を追っ払うと、
次は30代、あなた方ですよ。ご準備いいですか？
他人を切る人は最後は自分も切り捨てられる。
中国の友人から得た、大切な言葉です。
