短いお祭りだった…… 牛角「1万1000円で焼き肉食べ放題」の定額パス、急きょ販売終了に
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以前に予測した通りでした。
リソースに限界があるものは、サブスクリプションには向かないのです。
>これはうまくいかないでしょう。
>
>2010年に全日空が国内のプレミアムクラスを300回まで乗れる権利を300万円で販売しましたが、
>結果として、顧客の行動変化を産み、想定をはるかに上回るプレミアムクラスの利用が発生したため、単年で終わりました。
>牛角のこのサブスクリプションも同様に、焼き肉を想定以上の回数食べる人が現れ、不採算となるのではないでしょうか。これは悪手です。やめるべきではない。
大衆向けサブスク(本件)と専門向けサブスク(AdobeCC)は似て非なるものです。同列に語ってはいけません。
牛角のような大衆向けサブスクは保険ビジネスなんですよ。値付けや有限リソースがネックになるのは競合が出てからです。
保険ビジネスの問題は『保険への安心で、避けたかった事象が保険をかける前より起こる』です。自動車保険に入っているから多少の事故は大丈夫と考える心理です。
今回の牛角サブスクは「金にならない肉の在庫廃棄を減らす」がゴールなはずなので、彼からが懸念すべき問題は『サブスクしてる安心で、いつでもいけるから逆に行かない』が起こり、食べ放題用に用意した肉が減らないことです。
現在はバズりによる想定外の初期流入でサーバー落ちしている状況で、しばらくすれば上記のような状態に収束します。なので、ここで辞めてしまうのはもったいが過ぎる。
例えるなら、話題のゲームタイトルが公開直後にサービスダウンしたのを受けてそのまま運営をやめてしまうのと一緒です。
店舗運営側からの反発も大きかったと思いますが、サブスク自体は正しい選択なので、グループでゴール意識の統一をして今後もチャレンジしてほしい次第です。単に飲食でサブスクは向かないではなく、受給バランスが合わなかっただけ。たしかにサービス提供が有限な場合は、店舗側の勝ちとカスタマーサクセスが共存出来る範囲は確かに狭い。無形商材などは、そこの共存出来る範囲を意識する必要はなく、カスタマーサクセスにフォーカスし続ければよい。
有形サブスクの共存範囲は狭いけど、今年はそこ挑戦します。