どんどん寿命が短くなるアメリカ人 専門家「この国で何かが起きている」
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これは、平均寿命の伸びが停滞しはじめた15年から20年ほど前から予見されていたことです。
予想が現実に変わり、昨年11月にJAMAという雑誌で大々的に報告されました。
2014年から、平均寿命が短縮しはじめたのです。
特にそのような現象が強く見られた地域は、オハイオ、ケンタッキー、インディアナ、ウェストバージニアのオハイオバレー地域、ニューハンプシャー、メイン、バーモントのボストンを除くニューイングランド地域に限られていて、「寿命が短くなった」わけではなく、若者や中年世代での死亡が増えたのが特徴です。
原因は、薬物、アルコール、自殺。こういったことが都会でなく田舎でより色濃く影響が出ているところに興味深さがあります。
日本でも、社会的孤立、飲酒問題は生じ続けており、将来日本で同じことが起こらないとは限りません。これを対岸の火事とせず、他国から学ぶことも大切だと思います。平均寿命を縮めるほどの、若年~中年の死亡の増加は由々しき事態。
日本も他人事ではないと思う。
ほっといたら同じ事態になりかねないやろうから、米国の現状を反面教師にしてとれる対策を講じていかないと。住んでいてそこまで実感できないのですが、政府が問題にしているオピオイドの影響はかなりあると思います。急減に広がったのがここ10年ぐらいのイメージですが、普通の白人層もアディクトになっているので、それが大きく関係していないとは思えないです。
大体的にプロモートしていた製造・販売社らに対する訴訟もあり、トランプ政権も社会的なクライシスとして予防や援助に予算つけたりしてますが、もっと本格的に規制をしないと効果はないと思います。
これは完全にビジネスが医療を悪用して儲けた事例で、分かっていたのに、議会も政府も対応が遅れました。これまで、もの凄いロビー活動なんかもあったはず、そのために人の寿命が短くなったとすれば恐ろしい事です。