パナソニックが家電部門の本社を中国に移転、狙いは伏魔殿の解体
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今回の家電本社(本拠地)移転とは
1. 家電部門の社長の主な滞在先の移転(最終意思決定場所の移転)
2. 社長周辺の役員やスタッフの入替(伏魔殿の解体?)
だと、後者が目的になると言うことか?
CNS東京移転では、人は変わらず場所だけ変わった。その結果、キレイで便利なオフィスで仕事ができるので、従業員満足度は上がっているように見えるが、業績は変わっていない。
だから、場所だけでなく、人まで変えるしかないのかもしれない。そうなると、海外移転しかないだろう。
確かにAP社は他のと入り混じりが少ないカンパニーだから、昔から体質が変わっていない気がする。
CNSは、昔のAVCの人は減り、松下通信・九州松下・松下溶接などの外様も多く集まっているから、少しは脱却できているのかも。
注目のコメント
シーメンスも、ラージドライブ部門の本社を
中国に移し、そのトップに中国人を指名した。
理由は簡単で、最大市場の近くへと言う事である。
パナソニックのその決断を私は、単純に評価
したい。
本間さんは、本当に素晴らしい人です。見出しが釣りとしても、家電部門をどうするか、AP社(電産)とLS社(電工)の問題は、長年の課題。社長の津賀さん、専務の本間さんの危機感は相当に強い。日本でやっていてはラチがあかない、だからこその中国。本間さんが中国社の社長になったのもここに強い課題意識があるから。でも、電産・電工の問題は合併前、直後に比べたらよっぽどマシ。ちゃんと融合している事業ももちろんあります。
パナソニックのみならず、総合家電メーカーといわれる企業の難しさであり、今後のパナソニックのあり方を考えさせられます。言われるほど、風通しが悪いわけじゃないですよ、ほんと。意思決定がスピーディじゃないのは事実ですが。
軽自動車と大型トラックとでは、運転の仕方が違うわけで、道路にあったハンドル操作ができるようにするための工夫の一つが今回のアプローチだと思います。