就活生と学ぶIR資料の読み方 企業分析に大活躍
日本経済新聞
25Picks
コメント
注目のコメント
IR資料には企業のスタンスがよく出ます。個人的には、有価証券報告書の前に決算説明会資料にざっと目を通すのがおすすめ。決算説明会資料は過去からの数字の推移がまとまっていることが多いですし、何よりプレゼンテーションのフォーマット自体に企業のスタンスが現れます。
例えばファーストリテイリングのプレゼンテーション資料はフォーマットがダサいなどと叩かれることもありますが、必要な数字が明確に載っておりメッセージも明確。余計なお化粧をしないスタンスが私は好きです。
他にも、
●伝えたいメッセージを形式ではなく自分の言葉で書いているか(これは有価証券報告書もそう)
●セグメントやKPIをコロコロ変えてわかりにくくしていないか
●やたら「一過性」「一時的」と言ってないか
とかは、結構差が出ると思ってます。
さらに、そもそも各種IR資料をウェブサイト上で見やすく整理しているかでも、スタンスの違いが読み取れます。IRを採用サイトと合わせて読むのは学生さんはもちろん、若手の転職希望者にもおすすめ。余談ですが、自社の採用サイトは自社の事業や社員にまつわる内外で作成された記事を全て集積して見える化しています。採用サイトは更新性と集積、そして求職者にとって適切な情報に出会えるかが大切ですね。
https://recruit.oisixradaichi.co.jp/topics/IRは企業を知るのに情報の宝庫ですね。その数値がどういう意味を表しているのか、わかると更に面白いと思います。会計やファイナンスを早いうちに勉強しておくと社会人になってからも役に立つことが多いです。