フィンテック取り組み、企業間格差が鮮明に
コメント
注目のコメント
「金融工学」と「Fintech」の区別がついていない人が多いなあと、改めて感じる記事。
既存の金融機関の業務をマージナルに効率化するのが「金融工学」、既存の金融サービスをOverwriteするのが「Fintech」。
これをディスラプションと呼ぶこともあるが、
このように理解するのが正しい。
既存の金融機関で「Fintech」の活用が進んでいない、
という論理構成は、本来成り立たないはず。効率化すれば良いというものでもなく、企業風土やこれまでの歴史等も鑑みた上での最適な判断が必要になってくると思います。
そうでないと離反を招いてしまったり(逆にそれも良いきっかけなのかな、とも思ってしまいましたが)、敵意により効率化促進が邪魔されてしまったり。
とはいえ、フィンテックの活用策を策定していない、という企業が65.3%というのはいただけないなぁ、と思いました。せめて社風に合うか、効果が出るか、などの試算はしましょうよと言いたい。「自ら創造する独自のゴール設定とプロセスの検討が必要だ」
何にしろそうですが、ツールには目的が必要で、その目的は想像的であれ、ということですね。フィンテックのように既存の枠組みを壊して置き換えるものであれば尚更ですね。