箱根駅伝を埋め尽くした“ピンクのナイキ”、「圧倒的強さ」の秘密
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注目のコメント
>ナイキの厚底シューズは高額(ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%の価格は税込30,250円)とはいえ、誰でも「入手可能」だ。
確かに文句を言うのではなく、このブームに乗っかってお買い上げすれば良いだけの話と言えそうです。ただ、スポンサー縛りで浮気できないランナーにとってはたまったもんではない話。「ドーピングシューズ」と揶揄したくなる気持ちも分かります。トレーニング量とは別のところで勝負が決まるわけですから。
「何とかならんのか?」と、ナイキ以外のライバル社へのプレッシャーも半端ないことは裕に想像できます。話題となっているNIKE ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%をトレース
●コンセプト: 勝利のためのデザイン
●価格: ¥30,250(税込)
●訴求ポイント
わかりやすい昨日訴求
↓
もっと厚く
もっと速く
#厚さは速さだ
何より実績というエビデンスが強い!
3レースで厚底シューズの男女16人がメダル獲得
↓
実績をストーリー化して伝える
"常識を打ち破った2人
設楽悠太の足幅は狭く、大迫傑の足幅は広い。
しかし、2人は市販モデルを履いて、常識を打ち破った。
履いた人から気づく、足幅の真実。
ナイキは、足幅を選ばない。"
https://www.nike.com/jp/t/ナイキ-ズームx-ヴェイパーフライ-ネクスト%-ランニングシューズ-Nv2mBJ
●まとめ
機能と感情どちらにも働きかける素晴らしいマーケティング4%の次のモデルネクスト%が使われていたのですね。
殆どが新色のピンクを履いていたのはナイキのマーケティング戦略なのでしょうか(だから青学はノーコメントだった?)
さらに新モデルもあると言うことで、靴底の暑さなどに規制を設けないと、足の保護効果があるとは言え、ジャンピングシューズ化に拍車がかかりそう。各社真似し始めるでしょうし。
90年代のスピードスケート界における「フラップスケート」や、スキージャンプにおける「V字ジャンプ」の登場のようなイノベーションもありますが、2008年に登場し世界記録を連発するものの2010年に規制された水着「レーザー・レーサー(LZR Racer)」のように完全規制される可能性もあると思います。
現在の陸上競技のルール(日本陸上競技連盟の競技会一般規則)によると、
「競技の時靴を履く目的は、足の保護安定とグランドをしっかり踏みつけるためである。しかしながら、そのような靴は、使用者に不正な利益を与えるようないかなる技術的結合も含めて、競技者に不正な付加的助力を与えるものであってはならない。」
「走高跳と走幅跳における靴底の厚さは13 mm以内、走高跳の踵は 19 mm以内でなければならない。その他の種目における靴底と踵はどのような厚さでもさしつかえない。」
http://www.jaaf.or.jp/athlete/rule/pdf/14.pdf
とあります。このブレードがバネとみなされるとアウトになるかも。現在国際陸連の判断はグレー。