IT買収でデータ活用素早く 19年国内M&Aの3割超
日本経済新聞
102Picks
コメント
注目のコメント
大企業が専門領域のベンチャーを買収するということは、本格的な普及期に入ったということ。データ活用に限った話ではなく、持っていない知見や人材を取り込んで成長しようというのは必要なこと。買収そのものよりも、買収後のマージがうまくいくかどうかを聞ける場があると今後の産業全体にとっていいと思います。
既存業務をシステムを使う企業をなども「IT関連」と見做しているのめ、定義次第でデータの見え方が違ってきそうですが、いずれにせよ、オールドエコノミー企業の自力開発には限界もあるため、こうしたインオーガニックな成長は必須でしょう。
ただ、問題は、価格が高騰しているため、のれんの減損リスクも高まっていること。今後こうしたM&Aを促したいなら、のれん処理の会計規則に何らかの修正が必要かもしれません。いまや、大企業だけではなく多くの企業がM&Aを成長戦略の一つの手段として活用していますが、失敗しているM&Aも多いのが事実です。
買うことがゴールではなく、買ってからがようやくスタート。
企業文化も異なる中、ガバナンスもきかせて、想定したシナジーを出していかなければならない。
結構大変です。
経験上、安い金額で買えたと思うとそこで安心してしまうので、金額に必死にこだわって燃焼するのりも、買った後の100日プランをしっかり描くことが価格よりも重要だと思っています。