格差が表面化、新卒採用は本当に「売り手」市場なのか?
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統計上、この数年失業率が低下していても、賃金格差が広がり、仕事の質の二極化が深刻化するという状況が多くの先進国で見られる。少子化に伴う労働不足のお陰で、日本ではその問題が表面化し難かったが、実際には同じ状況が起こっている。
水準的にはまだ売り手市場といえるのでしょう。
ただ、これまで長らく上昇を続けてきた新卒内定率は2020年3月卒で低下に転じてますから、局面は変わりつつあるでしょう。有効求人倍率とか平均給与だけ見てるとわからないですが、格差が拡大しています。1年目から400-500万の年収をもらえる企業がある一方、流通小売業は正規の新入社員でさえ年収200万円台も多い。平均値はあがっているかもしれませんが、それはむしろ高低の年収層の拡大によるもので中央値は下がっています。