株式会社村田製作所(むらたせいさくしょ、英語: Murata Manufacturing Co., Ltd.)は、京都府長岡京市に本社を置く電子部品の製造ならびに販売をおこなう企業である。TOPIXcore30の一社に選ばれている。電子部品専業メーカーとして世界トップクラスに位置している。 ウィキペディア
時価総額
6.08 兆円
業績

時価総額
15.2 兆円
業績

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そのなかで、電子部品については価格も重要な一方で、価格以外でも色々な要件がある。品質や独自性によって最終製品を差別化できるか。あとは供給力も求められる(何かが足りなければ最終製品が作れない)し、車載とかであれば耐久性などもある。
小型化についても、小型になるほど原材料は物理的には少なくなる。ただ製造する際のプロセスコストはかかる。顧客に提供できる価値は「軽薄短小」で同一スペースでより高機能化できるが、実装コストなどがかかる場合も少なくない。それでも高機能によって他社と差別化するフラッグシップモデルとかは高いものでも搭載する。これらの要件のトレードオフ。
この言葉はトップとしてとても大切な発言と思う。
つまり、自社のコア・コンピタンスを最終製品に拘らず生かして、様々な市場へ参入する、ということであろう。本来、コア・コンピタンス論はそういう議論だった。
そして成果までの時間も考慮している。
コアを定め、そのための時間を確保して、資源配分をしていく。これは基本のようでいて、なかなかできる企業は少ない。
経営戦略としてのイノベーション推進はこうしたことからではなかろうか。
一方、川下側で、モノからコトへビジネスモデルの転換が進む中で、BtoCにどうやって絡んでそれを深堀するのか。それを進める鍵が、製造のデジタル化、スマートファクトリー化だという示唆があるように思えました。
川上側の錬金術にこだわり続けながらも、サプライチェーン全体に絡んで行かないと、次の10年のその後は危ういかもしれない。
『日本の強みの一つとして、素材技術の裾野が広いことが挙げられます。そこから、いろんなイノベーションを出てくると、我々もそれを活用できるメリットがあると思いますね。
もう一つは、日本人はものづくりの創意工夫に対する執着心が強いことです。スマートファクトリー化というのも、実は日本が得意な分野じゃないかな。』