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親イラン派デモ隊、米大使館を襲撃 イラク空爆に抗議

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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    米大使館を警護するために、クウェイトに駐留する米軍100名と攻撃ヘリ2機がイラクの首都バグダートに急行しました。米大使館上空から占拠している武装集団を攻撃した後、着陸しました。さらに4千名の米兵がイラクに送られるとの報道もあります。米国には、1979年にイランの大使館を占拠されたトラウマがあります。
     12月29日に米軍はイラクの軍事組織ヒズブッラー軍団を空爆、イラン人顧問を含む25人を殺害しました。これに対して、ヒズブッラー軍団だけではなく、イラクの首相、宗教界などがこぞって米国を非難し、怒りの表明ということで、12月31日に米国大使館へのデモが起きました。しかし、主導しているのは、ヒズブッラー軍団です。
     デモ隊は米国大使館に突入し、一部に火を放ちつつ、占拠しました。大使以下外交官たちは避難したそうですが、大使館を護衛している米軍兵士たちが残っており、銃撃戦が起きました。
     ヒズブッラー軍団自体は3万人程度ですが、イラク政府の下にある軍事組織、人民動員軍(200万人程度)の一部です。人民動員軍は、政党としては議会第2党で、閣僚も多数出しています。
     米国大使館は、グリーン・ゾーンと呼ばれる警戒堅固な地区にありますが、ヒズブッラー軍団率いるデモ隊は、警護を素通りして、大使館に突入しました。彼ら自身がイラク政府の一部であり、警護を解除させることが可能です。ヒズブッラー軍団は、イラン革命防衛隊の補給を受けており、元締めである革命防衛隊の意向を受けて、イラクに駐留する米軍への攻撃を続ける可能性が濃厚でした。今回は、世論の支持を受けて民衆と共に米国大使館を占拠する、というかたちをとりました。
     この占拠に刺激されて米軍展開して治安維持に当たろうとすることは、イラン革命防衛隊とヒズブッラー軍団他のイラクの武装組織にとっては目論見通りでしょう。これから、イランを戦場にすることなく、イラクでのゲリラ戦で米軍に損害を与え続けることができます。

    米、シーア派武装組織拠点を空爆 イラクの基地攻撃受け
    https://newspicks.com/news/4503508?ref=user_1125005


  • トップニュースになる今回の記事。

    自身も含めて、国外の政治、宗教観への
    理解や関心を強める必要はあると思う。

    理由は明確、「グローバル化」が
    進む現代だからこそ。


  • イランデモ隊による米国に対する憤りが過激化、先鋭化しつつあるようですね。
    しかし、彼らも本気で米大使館に攻撃を加えたらどうなるかが分かっているし、トランプの逆鱗に触れるようなことはやってはならないと、現状では理性的な判断を下しているように思う。


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