ゴーン被告は「合法的」に入国 レバノン政府発表
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フランスのパスポートとレバノンの身分証明書を使ったとのことだが、フランスのパスポートはどうやって入手したのだろうか。
出国手続きについては、多方面に影響が及ぶのでゴーン氏側からは明らかにされないのではないか。
これまでの検察庁なら、意地でも明らかにして、協力者を1人でも多く捕らえようとするだろう。
しかし、これを契機に日本の人質司法や捜査のやり方が注目されることで、いつもの強引な手法が取れないかもしれない。
いずれにせよ、これから日本側がどう動くのか、注目したい。
それにしても、このやり方。
良し悪しは別として、自分が正しいと思うことへの彼の執念と実行力をまざまざと見せつけられた。
これが、彼をあそこまで押し上げたのだろうと思わされる。
そんな人だからこそ、日本で裁判を受けて無罪をとって欲しかった。
しかし、証拠が検察庁側に偏在しており、すべての証拠を見ることもできず、証拠収集すら予断に基づいて行われていることが明らかな日本の制度の下で、そこに賭けることができなかった彼の気持ちもわからなくもない。
良し悪しは別として。
既に弁護人や保釈許可を出した裁判所を批判する、的外れな記事も出ているが、このように常識外れの手段で彼が日本から出国することを予測したり防いだりすることなど、判断機関である裁判所や一私人である弁護人にはできない。
できたとすれば、人員も能力も執念もある捜査機関のみだろう。
いずれにせよ、メンツを潰された捜査機関が今後、彼の弁護団に犯人隠避の嫌疑をかけたりしないことを心から願う。いや、出国が違法なんだってば・・。
そして、岡村proご指摘の懸念に同意します。これから彼は世界のメディアに対して、「日本は無法地帯」であるとか「差別がひどい」といった発信をし続けるでしょう。それこそ、死ぬまで。
課題があることも確かですし、それは国民としても正してほしいと思います。ただ、実態以上にイメージを毀損する恐れが非常に高いので、司法関係者だけでなく、政府として事実関係を把握し、できる限りの発信していただきたいと思います。
温暖化の問題でも思いますが、日本は本当に叩きやすい国ですし、日本のメディアも「海外から叩かれる日本」をむしろ喜んで取り上げる傾向にもあるようにも感じます。今後、欧米の大手メディアを通じて日本の司法制度を批判するメッセージをガンガン出してくるだろう。きちんと、それに対して英語やフランス語で反論でき、国際社会における日本の立場を落とさない司法関係者が国内にどれだけ居るのか、些か心許ないなぁ