木村拓哉氏主演「グランメゾン東京」はどこまで正しい? ロス後も楽しめる15の検証(東龍)
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注目のコメント
いつぶりかわからないくらい久しぶりに連ドラを通しで観た。レシピや調理シーンも含めてここまで料理をしっかり描写したテレビドラマは今までなかっただろうと思う。お金をかけられるって素晴らしい。マンガみたいで、面白かった。
ミシュランの授賞式のシーンにも、実在のお店とシェフの実際の映像が使われていたりで(グランメゾン東京の部分のロケは授賞式終了後に同会場で行ったらしい)、ミシュランもオフィシャルに協力しているものの、割合適当な描写だった印象で、審査方法とかわかりやすさ優先だったんだろうけど、あれはあれでよかったのだろうか。
グランメゾン東京とGAKUの関係が、それぞれ監修を務めたカンテサンス(岸田シェフは料理だけじゃなく脚本もみていたらしい)とINUAの実際の立ち位置にも少し近くて(GAKUも二つ星でよかったけど)それも面白かった。尾花はランブロワジーで修行をしていたということで、コートドールのエッセンスも少し入っていたんだろうな。
あと、尾花シェフの立ち位置が(レストランに限らず)経営者のあるべき姿としても秀逸に描かれていて地味にそこに感心した。プレイヤーとしてリードしているように見えて、実は自分が手を動かさずとも回る仕組みを作っていくことに注力していた点、である。ストーリー上は、スーシェフとしてシェフを立てるためにという見せ方にはなっていたけど、最後に仄めかしていた世界への多店舗展開の話含めて、それは完全に経営者の持つべき目線であった。おそらく制作側も無意識的にそうだったのではないかと思われるが。続編に期待。尾花シェフのような人物像に憧れます。
人の幸せを最優先し行動できる人。
グループをチームにする。
仲間ってホントに大切だって再確認するドラマです。
毎週、嬉し涙が止まらなく、月曜朝は目の下にクマで出社してました。
良い話は嫌なことも吹き飛びます。
是非、続編を!「七人の侍」を思わせるドラマでした。三船敏郎(キムタク)、志村喬(鈴木京香)、稲葉義男(沢村一樹)、加東大介(及川光博)、千秋実(吉谷彩子)、木村功(中村アン)、宮口精二(玉森裕太)。「勝ったのはあのお客さんたちだ。私たちではない。」って締めたらよかったのに。でも、非情だな。gakuにも星を取らせてやりたかったな。