大学入試は記述式が当たり前、フランスの仕組みとは? 専門家が語る日本との大きな違い
コメント
注目のコメント
フランスの大学入試資格(仏バカロレア)を現地の高校卒業時に受けました。
数学も物理も自然科学などのサイエンスの科目も全て記述式です。
科目も多いので大変でした。。。僕の時は数学、国語(フランス語)、物理、自然科学、歴史、哲学、英語、ドイツ語でした。
歴史や哲学などの科目では問題提起をする能力も求められます。暗記だけでは乗り切れないです。
今、考えるとすごく実践的でロジカルな表現力が身についたと思います。世の中に出ると結局、暗記や理解力だけではなく論理的な表現力や説得力などのOutputが大事なのでそういう意味では理に叶っていると思います。
日本とフランスを単純比較はできないですが、やはりアウトプットは大事なので参考にできる部分はあると思います。
色々な国を参考にして良いものを取り入れるべきでしょう。
——————-
(追記) それにしてもBabaさん、学士4つはすごいですね。。僕はフランスの大学で続けて行くのは無理だと思い、帰国しました。。。フランスで学士を4つ取得したおかげで、内容はそれほどでもないかもしれないことでも、それらしくつらつらと書き連ねる能力は鍛えられたかもしれません…😑
不器用でも、中身のあるニンゲンになりたいと、常々思っております(道のりは遠い…🐾)
林田さん
いえいえ全く…。2つ目頃から、コツを掴めてしまったような感じでした…(あまり良いことではないと思います…)。lacunesも多いですし、フランス語を含め、イロイロと勉強し直さねばなぁ…といつも思ってはいるのですが…🙈確かに採点者の質の確保ができていなかった点は大きいですが、それよりも極度な公平性、平等性へのこだわりが日本の入試にあることの方が課題の本質かと。
仮に高校教員が採点できたとしても、記述式では採点に揺らぎが出ます。複数チェックであったとしても、今の日本では「それで50万人の完璧な均質性が担保されるのか」という批判に晒されるでしょう。
本当は多少の揺らぎが出ようとも、それで本質的な力を見ることができるのであれば割り切る必要があるのではないかと個人的には思います。