たばこ製品購入、21歳に 米政府、健康被害懸念で
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「禁止」という規制が、例えばいわゆるナッジ（禁止をせずにパッケージの表示方法などで消費者を誘導する方法）などと比べて、実際のところ「健康被害を減らすか」については不明であり、今後の消費者の動向を慎重に経過観察する必要があります。
特に「依存症」を生み出すプロダクトへの強い規制は、消費者を違法取引や別のプロダクト（例えばドラッグ）に流すだけで、結果として健康被害は減らず、社会の潮流をより悪い方向に誘導する恐れもあるからです。
しかし、電子たばこによる若者の健康被害は、すでに「懸念」のレベルを超えており、強力な規制を正当化するのに十分なほど多数発生していると判断した結果でしょう。
そもそも、年齢によらない電子たばこの全面禁止のようなより強力な法案も検討されていたものと思いますが、それこそブラックマーケット化への強い懸念があり、強力な規制による「副作用」との間で折り合いをつけた結果なのだと思います。
https://newspicks.com/news/4406767
今回の規制に関しても、健康障害が減るには基本的に消費者が合理的な判断をできるかが前提になると思いますが、若い層では相対的にその使用歴が浅く「依存症」の発生が少ないため、より若い層にターゲットを絞って規制することで「副作用」を最小限に抑えられると考えられたのではないかと思います。
このように、比較的有効性も高く、安全性も高いと試算できる「規制」をあえて選択したと推測します。規制しても、ドラッグと同じで、21歳未満でもなんかしらの形で入手する人はするんでしょうが、容易に手に入らなくなるのは悪いことではないかなと。
年齢制限があまり意味をなさないくらい、喫煙率が下がっていくのが一番ですが。21歳にタバコ購入できる年齢が引き上げられるのは歓迎したいですが、そもそもタバコを吸っている人は、周囲には誰もおらず、、、、場所にもよるんでしょうが、アメリカは全般的に喫煙者は少ない印象。
日本はまだまだ喫煙者が多いですよね。喫茶店で打ち合わせと思っても完全禁煙のお店も少なくて、前回はちょっと店探しにも苦労しました。
