【岡田武史】企業もスポーツも、日本には「自立」が必要だ
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・BCU(バリチャレンジユニバーシティ)に参加させていただいた時に岡田さんとお話をさせてもらいました。ビッグマウスでビジョンを語りつつ、日本人らしく謙虚で腰が低いという初めて出会うタイプの方でした。論理と直感(佐宗邦威さんのビジョンドリブン)の話をされていたこと、とにかくチャレンジして失敗することの重要性をお話しされていたのが印象に残っています。
・岡田さんが今回の記事でお話をされているのは、生物学者の福岡伸一さんの「動的平衡」の話だと思います。
常に食べ物を摂取し排出して変わり続ける私たちの体は、何ヶ月か何年後にはもう全て別の細胞へと変化しています。その中で何が「私であることを決める」のか? それは、細胞同士がコミュニケーションを取ったり真似たりして折り合いをつけているということです。
会社やチームなどの組織にも同じことが言えると思います。会社でもチームでもメンバーはどんどん変わっていき、何年か後にはメンバーがほとんど変わっているということも多々あります。その中で、組織がその組織たる所以はメンバー同士のコミュニケーションと折り合いの中で生まれ、形作られると思います。(ビジョンという明文化されたもの、伝統や雰囲気といった明文化されないものもあるとは思いますが、そのどちらもメンバー同士の折り合いから生まれているとも解釈できると思います。)
注目のコメント
日本代表監督は「なまりの塊が肩に乗っている感じ」だが、経営者は「真綿で首を絞められる思い」だ。
インタビュー冒頭にこう切り出した岡田さん。
1時間あまり、とても興味深いインタビューをさせていただきました。
特に興味深かったのは、岡田さんが思う理想の組織。
ご自身の「ベンチャー経営者」としての経験も踏まえて語っていただきました。
また、2020年夏は東京五輪一色になるでしょうが、五輪は何のために開かれるのか。
先日、安倍首相は五輪を「日本の力を世界に発信する舞台」と述べました。
サッカーを通じて世界を見てきた岡田さんは、これとも少し違った考えを持っているようです。
目前に迫った2020年に向けた、スポーツ界の重鎮の提言。必読です!めっちゃ良い記事!
数々の金言が散りばめられている。
他責にする組織ではなく、自責で動く組織にしたいと本当に思う。
権限委譲って難しいのだけど、VUCAと呼ばれる時代に生き残るには必要なこと。
会社ってどんな形であれ続くことが先決。
続けながらのたうちまわりながら、少しずつ自分たちの思い描く世界の実現に向かって前に進めればそれで良い。
すんごい辛いことだから、誰でもオススメするわけではない。
強く明確なVisionがある人のみがやるべきだと僕は考えています。
自分のVisionは何なのかをこのお休みの間に改めて考えてみよう。FC今治、岡田武史さん、J3昇格おめでとうございます。
「修羅場をくぐってきた経験があるから、決断を下せることがある」とのこと、同感です。
「生物的組織」が理想と、生物学者の福岡伸一さんの「体は新しい細胞が毎日入っても、脳は何も命令していない」ことに感銘され、即ち、細胞に当たる選手や社員一人一人が折り合いをつけていく組織こそ、一番強いんじゃないか、とのこと。
素晴らしい。