スウェーデンのマイナス金利解除が持つ意味
東洋経済オンライン
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10月レポートにも別BOXでマイナス金利の副作用は言及されてましたから、目新しい話じゃないです。12月に突然出た話に読めてしまう書き方には少し違和感を覚えますね。
ただし、10月はマイナス金利はコントロール可能としていただけに、今回でより本音らしいものが出て来たと解釈されるべきかと。
注目のコメント
リクスバンクの動きが日銀やECBにそのまま影響を持つとは思いません。スウェーデンで最大の問題となっているのは家計債務の増大とその背景にある住宅価格の上昇です。これは日銀やECBにはない問題意識です。
しかし一方でリクスバンクは民間銀行が個人口座にマイナスを課すことが広がる前に手を打ったと見られるような記述もしています(金融政策レポートの一部にそのような記述があります)。これは日銀やECBも気にする話でしょう。
リクスバンクがマイナス金利を解除した際、必死に「日銀は違うから!」と直情的なコメントを漏らす向きが出るだろうな、と思っていたらやはり見られました。何が違って何が違わないのか。しっかりと公表資料や基礎的経済指標を踏まえた上で政策を語る習慣が重要でしょう。