フライドチキンが「日本のクリスマスの伝統」になった理由
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メリークリスマス!クリスマスにケンタが広がった経緯が書かれた記事ですが、じゃあどのくらい売れるのか、というと以前出ていた数字で言えば5日で69億円とのこと。
全店で1100店舗くらいで、大体店舗辺り1億円の売り上げのようなので、52週で割るとざっくり週辺り20億円が平均。と、すればこの5日間は平均の4倍くらい売る、という計算になりますターキーよりもチキンの方が簡単に手に入るしサイズ的にも手頃なのでうちはチキンですが、特にケンタッキーを意識したことはないです。日本のクリスマスの伝統にまではなっていないと思います。
日本にはこういった思い込み以外にも、海外には存在しないホワイトデーや趣旨を勘違いして暴徒化するハロウィンなど独自の解釈が多い気がします。子供の頃ケンタッキーのクリスマスCMを見て、母親にケンタッキー食べたいと頼んだが、高いからダメだと言われ、食べたことがなかった。なので、ケンタッキーは高級店だとずっと思っていた。
ケンタッキーが日本に上陸する前は唐揚げはあったと思うが、骨つきの大きい鶏肉をたっぷりの油で揚げるフライドチキンという料理は贅沢品に見えたのではないだろうか?このような贅沢な食事を1年で一度の特別な日とマッチして、ケンタッキーをクリスマスに食べるのはカッコいい、幸せな家庭というようなイメージになったのかもしれない。
ちょうど高度経済成長後期で日本が豊かになり始めた時代もよかったのだろう。
最近は、12月の売上は他の月の1.5倍くらいで、やはりかき入れ時なのは間違いない。
でも、暑い夏に食べたくなる辛いチキンなど季節に合った商品展開をしてたり、季節変動リスクを抑えようとしている。
費用構造と財務体質も改善していて、財務キャッシュフローがマイナスで返済しながらも現金が増加して流動比率と自己資本比率が上昇している。
投資キャッシュフローはマイナスなので、店舗開発や設備投資も継続していると考えられる。
それから、総資産回転率1.9回で飲食店平均の1.3よりも高いので、資産を効率よく使い稼いでいることが分かる。
ケンタッキーはどうしても、油っぽい太りそうなイメージがある。鶏は国産ハーブ鶏とこだわっているが、油は植物油100%ととしか書いておらず何の油かわからない。
油が太りにくい健康的な油を使用してくれたら、もっと食べたくなると思う。