世界を変える超高効率太陽電池 コスト200分の1へ
日本経済新聞
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大学院の同期が、宇宙用の太陽電池を研究していました。
そのころ、20年前には日本のお家芸といわれ、シャープ、三洋、京セラが、世界トップとして君臨していました。
三洋の社長に太陽電池の技術者がつくほど、三洋電機では主力製品で、シャープの片山元社長も昔は太陽電池の技術者でした。
日本のお家芸でしたが、今は実情が変わりました。中国、ドイツに抜かれました。中国に抜かれた理由は、日本での半導体の研究が難しくなったことが要因です。設備投資が掛かり過ぎる。日本の技術者は、中国に引き抜かれたと聞きます。
現状のSi(シリコン・ケイ素)の太陽電池の変換効率は大体、結晶系で15%くらい、アモルファス(薄膜系)で10%くらいになります。GaAsは、30%程度、研究レベルでは40%を目指すとなっています。
興味ある方がどれだけいるかわかりませんが、Siに比べてGaAsが非常に高効率なのは、捨てている光を上手くGaAs内で電圧に変換することが可能という点です。
正直、GaAs(ガリウムひ素)のコストが200分の1になるのかは記事だけでは疑わしいと感じました。それだけ、宇宙用のGaAsの太陽電池は難しいことをしています。本当にコスト削減が出来るのでしょうか。