電通過労自殺から4年「娘の命と尊厳またも踏みにじられた」 まつりさん母が手記
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注目のコメント
毎年クリスマスになると思い出すのがまつりさんの事件です。
職業紹介という仕事に就く者として、看過することはできない事件です。
別の記事でもコメントしましたが、弊社では電通グループは一切紹介を行っておりません。(契約すらしていません)
当然、取引する会社には労務トラブルや違法行為をしてしまった会社がありますが、全てを取引停止にするわけではありません。
重要なのは「その後に改善の努力を行っているか」です。
そういった会社はいずれも「再発しないためにはどうするか」を考え、時には会社が血を流す様な改善を行い、以前よりも自浄作用を高めます。
しかし、この会社は一切していませんでした。
まつりさんのお母様は電通社には繰り返し改善を求めてきました。
「娘の死に意味がなくなる。再発の防止を徹底して欲しい」と。
会社組織によって人が死に追いやられた。
遺族は厳罰よりも、再発の防止を求めた。
それでもこの会社は改善を行わず、平然と業務を行い続けたわけです。
こんな会社の経済活動は支援できません。
ここまで来ると、電通社を支援している会社すらも疑ってしまいます。
繰り返しになりますが、各人材会社や求人メディアは勇気を持って取引を辞めたらいいんです。
私は悪魔に魂を売り渡してまで生き長らえたいとは思えません。電通という企業は変わらないのかもしれませんが、確実に世の中の意識は変わったと思います。事件をきっかけに労務管理やハラスメント対策に注力し始めた会社は相当数あります。お母様には、娘さんが世の中を良い方向へ導いたとご認識頂きたいです。
電通で働く方を現場で見る限りは、変化を感じます。
もちろん、この話は真摯に受け止めるべきだと感じます。
でも、数千人がいる世界を評して、一面的に語りすぎることに違和感を感じます。
一面的に見ない一助になれば、と思いピックします。