ネット証券「手数料ゼロ」過熱 収益の展望なく消耗戦
日本経済新聞
14Picks
コメント
注目のコメント
市場の仲介業者/ブローカレッジによる手数料収入中心から、資産運用/形成ビジネスとしてのサービス/価格体系へ変遷する過渡期。
また私たちネット証券には顧客RMだけではなく、日本証券サービスのカテゴリプラットフォーマー化と言う流れも根底にあります。
投資家にとっては確かにコスト安は歓迎でしょうが、本質的にはコスト引いたトータルリターン(最終投資利回り)が全てであり、漸く業者間でもパフォーマンスに対するソリューション競争が始まろうとしています。
対面の方たちから(株式はスルーでも)「投信無料化でナニを変える気か?」と聞かれますが、例えば投資家目線では従来商品選ぶ際にノーロードでスクリーニングかけてたのが要らなくなります(選び方自体が変わると言う話)。トランザクションビジネスからアセットビジネスへ転換し、
かつ対面からオンライン中心でのコミュニケーションに変化し、
そして国は貯金から投資への後押しをしている、
・・・といった状況なので「いかに顧客を大事にするか」という
普通の取組みを丁寧にやってくれる会社が残るのでは。
その意味で、記事にある手数料無料の施策を(フォロワーとして)
全て追随する楽天証券の存在は脅威足り得ると思います。
特にポイント送客+手数料無料の合わせ技は、
金融商品にとかく警戒心の強い日本人向けの入り口として強い。