転職先でスピード出世できる人・できない人を分ける、入社後3カ月の成果
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この内容の通り、実践できたら本当に成功だと思います。
しかしながら、90日で成功を収めることは至難の業です。
”成果”の定義次第ですが、
個人的には、評判を勝ち取れるか…だと思っています。
転職が決まったら、入社日=Day1から数えて、
何を成し遂げるか…を具体的に描けていないと
成果なんて1年経っても、生まれないと思います。
転職先の組織風土を読み解き、
大事にしていることを理解した上で、
"お手並み拝見モード”を切り替えていく作業なのです。
外部から見た際に、”ここは変だよ!”と思える中でも、
先住民の従業員が”納得感”を感じられるか…を
意識して取り組まないと受け容れられない…。
転職者で、「おっ、やるな~」と思える人は、
早い段階で、組織に馴染んでいるですよね。
"行間を読む"能力と、"愛される"能力が非常に高い。
転職の際だけでなく、このような場面で求められる
コミュニケーション能力とは…、
Ability to be loved by others と教わったのを
思い出しました。
あまり議論されませんが、…、
"可愛がられる"って、一番重要なスキルですよね。Apple入社直後に、すべてのエグゼクティブと会いました。
就任後の出張で本社に行ったとき、当時のMacの責任者、iPhoneの責任者やCFOなど、すべてのエグゼクティブとミーティングしました。
危機的であった日本市場への期待の確認、そして懐疑的な見方をされていた日本のマネジメントの信頼を回復するために。
「Apple Japanがやろうとしていることが、はじめてわかった」と言われました。「自分も転職したら、Yoshiみたいにやろう」って言う人も。
日本独自のマーケティングなど、考えたことを実践しやすくなりましたよ。多分にケース by ケースという部分もあるとは思いますが、だいたい90日ぐらいで小さな成果を出そう、というのが、確かにこの手の話の「一般論」だと思います。マイケル・ワトキンスさんの「90日で成果を出すリーダー(First 90days)」がこの辺の名著ですね。で、おそらく「小さな」というところがミソ。
この「小さな成果」を確実に出す前提で言えば、ワタシは「様子を見る」は悪くないと思います。この会社で一番重要なステイクホルダーは誰か、一番発言権があるのは誰か、生き字引は誰か、好かれる表現、嫌われる言い回しは何か。
いずれにしても、アタマから「先住民」を否定するのはNG。「その会社」のヒトになり、「その会社」の言葉で、新しいことをやる。90日以内。まずは小さく。こんな感じでしょうか。