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最近の「国立社会保障・人口問題研究所」の研究グループによる調査ではLGBTAの割合は約3%とのことです。100人いたら3人。
それくらい身近な存在だ、という趣旨であることは明らかであるなか、抗議が来たらすぐ謝るというのは逆に不誠実じゃないでしょうか。
100人に1人っていうのが珍しいって伝わったってこと???
伝え方が悪かったということなのかもしれないけど、このニュースも何が悪いのか伝え方が悪い(笑)
それくらいの比率でセクシャルマイノリティーがいることは事実ですが、「この中にも同性愛者がいる」という表現だと、周囲に表明していない子がいた場合、かなり嫌な空気になることも予想されます。
センシティブな問題だからこそ、こういう事例をもとに議論が進み関係者全員の理解が深まることが大切です。
LGBTの授業が行われることで自分のセクシュアリティがバレてしまうのではとか、授業をすることでむしろ周囲の差別的な言葉が顕在化してしまって辛いと感じる当事者もいます。
例えば、「もしかしてお前ホモじゃないよな」的なテイストで「もしかしてお前LGBTじゃないよな」と言われたという人もいて、言葉が変わっただけで同性愛嫌悪的な捉え方が変わっていないこともある。
「この中にも当事者はいる」と伝えるのがダメではなく、伝えるとしたら当事者探しに繋がらないようなケアが必要で、講演中に単に「この中にも当事者がいる」だけを伝えたのでは懸念が残ります。とはいえ、犯人探しやいじめに繋がらないようにするのは学校側のサポートも必要。
また、「この中に当事者がいる」と言ってはいけないかのような学校側や弁護士会の対応も、むしろタブー視を強調するだけではと感じます。来年から小学校の一部教科書にLGBTが載る予定、早すぎることはないし、講師の発言をきっかけに学校としてもむしろ適切な知識を生徒たちに提供する流れになる方が望ましいのでは。
記者もこれを報道しなければならなかったか、報道するとしてこの一方的な視点で、かつ、この情報量でよかったのか疑問も残ります。
事実は事実ですし、性の多様性が小学生高学年に理解しにくいとも思わない。
あと、この発言をした弁護士の性別って、この問題に関係あるんですかね。