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東京五輪とともに、日本の2020年代が幕を開ける。これからの10年は、どんな時代になるのか。各分野のトップ経営者や有識者が大胆に予測する。
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Netflix's relatively simple business model involves only one business, its streaming service.
業種
動画配信サービス
時価総額
37.7 兆円
業績
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当社も、ルールは最低限、目の前の指示ではなく文脈を共有して、ゴールは一緒、行き方は任せるという運用に努めてます。
しかし、これがまたなかなかに難しい。
「高パフォーマンスの人間は、文脈がわかった方が良い働きをするから」
その通りだと思うのですが、高パフォーマンスの定義がまた難しく、色んなプロフェッショナリズムがある中で、誰がその高パフォーマンスを評価するのか?
他人による恣意的な評価はしない!とすると、KPIの設定がこれまた難しい。
良い組織とは、
• 普通の人が普通に頑張れる組織
• 高パフォーマンスの人たちだけで最高速度で走る組織
極端な話、この2つかなと思ってます。
今のところの私なりの一旦の結論は、イノベーションは後者でしか無理でないかということ。子会社に分けたところで、可能な限り権限を委譲してみたところで、組織内の配慮が働かざるを得ない状況では最高速度では走れないと思う。
そういう文脈において、新陳代謝を繰り返し、今なお成長し続けるNETFIXの考え方は、1つの解として、とても勉強になります。
一般に忠誠心は良いとされるが、内向きの同一性が過度の排他性を生むことも、気をつけるべき。 違う考えやイノベーションの阻害要因となることも。
通常「グレイ」という感じで扱われている部分も、完全に「結論とその理由」を明記しています。
「迷うことをなくす」ことで、ブレることない経営と、それに合致する人材のみで企業を構成することを可能としています。
尚、蛇足ではありますが、これだけの意思決定を合理的に可能とする背景には、有名な「データ駆動経営」があるからです。
amazonが「顧客志向」なら、Netflixは「データ志向」。
どんな意見の対立があっても、最終的には「データ」が答を決めるので、争いなく合意できるという仕組みも、この運用を支えています。
※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません
このスライドを作る過程で、自分の会社のバリューやカルチャー、自身の働き方を振り返る良い機会となり、勉強になりました。スタートアップで働く方にとっても、大企業の方にも参考になる内容だと思います。ぜひご覧ください。
facebookの会員数が20億人以上で、国家規模といわれるけれど、Netflixは国家規模で「直接税収入」がある。
憲法(カルチャーデッキ)があり、強いカルチャーがある。
「本当のバリューとは、誰が報酬を得て、昇進を受け、解雇されるべきかを明確に示すものだ」
「良い職場とは、最高の同僚がいる職場だ」
ネットフリックスのカルチャーデッキの内容は過激だけれど、至極まっとうなことを述べています。
一番気に入ったのは、2番目の要素。良い職場とは「珈琲マシンや寿司があり、オフィスがきれいで、給料が高い、職場ではない」「最高の同僚がいる職場だ」です。
・会社のゴールとの関係性
・相対的な優先順位
・どれくらい正確さが求められるか
・ステークホルダーが誰か
・鍵となる指標
・『成功』の定義」
3つ目の、求められる正確さは、あまり明確に意識せず、暗黙の了解だったことも多いかもしれない。