米アマゾン、今年の自社流通網による配達は35億個の見通し
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米アマゾンの2019年自社物流は35億個になる見通しです。2018年の自社物流比率が約20%、今年1─8月にはその比率が約46%となったそうです。この比率は益々高まるとともに、今後、ECは自社物流を持たなところは、よほどの商品差別化ができていない限り衰退に向かっていくことが予想されます。遅れて、日本においても同じ状況が起きることが予想されます。
自社配達網で、2019年年間で35億個を運んだそう。
再配達削減アプリ「ウケトル」によると、日本国内では、41.2%(2019.05)が、アマゾンの自前配送で、2018年4月の倍になりました。
ますます、増えていくことでしょう。
また、日本の宅配個数は42億個(2018年度)。宅配市場で大きな影響力を持っています。このアマゾンの経済サイクルに入らないと、高い運賃を払わないといけない目に遭う世界が来る日が近そうです。"前週に公表されたモルガン・スタンレーの分析によると、2018年にアマゾンが自社の物流網で配達した貨物は同社貨物全体の約20%、今年1─8月にはその比率が約46%となった。2022年までに、同社は65億個の貨物を自社の物流網で配達すると推定されるという。”
約46%で35億個ということだとすると、Amazon全体で年間約76億個の商品が配送されていることになりますね。
これは調べてみると、国内配送業者大手3社の宅配便取扱数を合計した2倍程度の量みたいです。。
■年間の宅配便取扱数
ヤマト:約18.7億個
佐川:約13.2億個
日本郵便:約6.2億個
3社合計:38.1億個
”アマゾンは現在、米国内に150カ所の配達拠点を持ち、9万人超を雇用している。"
wikipediaで調べると、アマゾンの従業員数は約61万みたいなので、全従業員の約15%が物流関連の業務に関わっている計算になります。12