75歳以上の医療に2割負担 一定所得を対象、22年度から

コメント

注目のコメント

• 土居 丈朗

  慶應義塾大学 経済学部教授

  ・2019年12月19日

  結局、「原則２割」は実現しなかった。「一定所得以上」といっても、介護保険の２割負担者並みなら、高齢者全体の上位10%の高所得者しか対象にならない。
  現役世代は、自らが払う保険料の約20％を(現役世代の医療費にではなく)75歳以上の医療費に捧げていて、毎年のように保険料が上がっているというのに、75歳以上の患者負担を上げられないで、何をもって「全世代型」というのか。
• 辛坊 正記

  (株)ＴＯＡＳＵ特別研究員（経済評論家・コンサルタント）

  ・2019年12月19日

  75歳以上の本人負担を２割、なんなら現役世代と同じ3割に引き上げることに何も異論は無いけれど、高所得者は保険料負担のところで十分重荷を負っている。これに加えて診療費まで差別的に高負担を負わされて、果たして納得できるものなのか… 所得再分配はしっかり国会で議論される税金の役割です。保険料という名で集めていろんな制度の間で便利に流用し、給付と負担が曖昧な仕組みそのものを根本的に見直すべきじゃ無いのかな。そのうち“高所得者”が反乱を起こすかも。あ、私は反乱起こす側じゃなく同情する側ですよ　f^_^;
• 永濱 利廣

  第一生命経済研究所 首席エコノミスト

  ・2019年12月19日

  一定の所得がどれくらいになるかがポイントだと思います。