ダイムラーとBMW、北米のカーシェアリング事業から撤退
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カーシェアリングは、買い物や送迎など、比較的短距離利用となるため、強力に「土地」に束縛されたビジネス。
真逆の立場である自動車メーカーには向いていない。
というか、全く性に合わない。
カーシェア運用コストは大半が地主への賃料。
日本だと都心部は車の維持費の大半が月極駐車場の賃料。これがバカらしくて個人では車を保有しないことになるけど、これはカーシェア事業者にも同じく降りかかるコスト。
カーシェアの売り上げの大半は駐車場(ステーション)賃料に消えるので、結局は地主という「土地」の利益を膨らませるもの。
北米のCar2Goの場合も、固定のステーションは無いが、地方行政に対して車両1台あたりの営業登録料が固定費でかかるので、結局は「土地」の賃料と同じ。
ダイムラーもBMWも、クルマという移動手段を製造し、人々を「土地」から解き放ってきた企業文化がある。
彼等が、強く「土地」に束縛されたカーシェアリングビジネスに深く染まれなかったのは、自然なこと。
彼等のカーシェア撤退には、「我々は『土地』ビジネスにシフトすることはない」、という意思が込められている。
次の一手は、おそらく、「原点回帰」。
つまり、「人々をいかに『土地』から解き放ち、もっと遠くへ、未知の場所へ、連れ出すか」。
それは、自動運転(CASEの「A」)への注力、でしょう。
注目のコメント
CASEの「S」はみんな苦労しているね。どこまで我慢できるのか?
(シェアリング、サブスク、ライドシェアなど)DaimlerについてはNP編集部の下記特集も併せて。そこでも触れられていたCar2Goや、BMWと統合したモビリティサービスについては下記記事が詳しい。
カーシェアリングよりは配車サービスのほうが稼働率含めて経済性がよく、競争上は勝てないという意思決定に見える。カーシェアリングは、配車サービスが十分にある都市においては厳しいように思う。
https://newspicks.com/user/9550
https://newspicks.com/news/3137634テスラがすでに新しいビジネスモデルを提案しています。オーナーが使っていない時に、ロボット無人運転でタクシーとして稼ぐ方法です。例えば、朝会社に着いた後、無人タクシーとして貸し出します。帰宅の頃には、クルマに戻ってきてもらうと。それでローン代と維持費をカバーするわけです。
正直、カーシャアリングは、スケジュール調整などが大変。コンドミニアムのタイムシェアと同じで、結局、自由がきかないので、買っても使わず損したという事になります。タイムシェアを買って喜んでいる人、知らないです。カーシェアリングも、オーナー同士でケンカになって、うまくいかないと思います。ちょっと高くても買うか、全く買わないですが、テスラのビジネスモデルが実現出来れば、Win-Winだと思います。