止まらない投信安売り競争 投資家に思わぬしわ寄せも
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注目のコメント
オンライン証券のブローカレッジ手数料のゼロ化が話題になっていますが、次の手数料ゼロ化(=利潤消失)はアセットマネジメント手数料であることは間違いありません。
ブローカレッジ利潤の消失がオンライン証券の登場から約20年かかったのに対し、アセットマネジメント利潤の消失は今後数年もかからないと個人的には予想しています。
ただ、米国でもフィデリティが運用報酬ゼロの投信を昨年ローンチして話題になりましたが、それは同社のファンドプラットフォームの利用者を増加させ、他の運用会社からの棚貸し料等を確保するという明確な戦略があったことに留意する必要があります。
日本でも資産運用会社間の運用報酬の低下競争が激化しつつあるように見受けられますが、その代替となる収益源を深く考えているようには思えず、崖下に向かうチキンレースで無思考にアクセルを踏んでいるようにしか見えないのが気になります。