メルカリと渋谷109が“転売しやすい福袋” その深い理由
コメント
注目のコメント
確かにSNSの普及で福袋の中身は調べれば簡単にわかるようになったので、昔のような何が入っているかわからないドキドキ感より、全身コーデが安く手に入る割安感のほうが強くなっているかもしれませんね。
そのうえで、例えば5点入ってて5連勝はなかなか難しいでしょうから、仮に自分の好みとして3勝2敗くらいになるとして、その2敗分を気軽にメルカリに出品できれば、そもそもの福袋の購入促進にもつながり得ますね。
まぁ誰にとっても魅力でないような商品ならどうしようもないかもしれませんが。おまけでとりあえず入れましたというような雑貨とか。あれいらないですよね笑もう福袋は買わないけど、109の元気な店員さんとの鉄板会話が、
「今年は何が入ってるんですか?」
(※今年を入れることで玄人感が出る)
「本部から送られてきたので中身わからないんですよ〜」
(※なので買ってみて)
と話しながら買う時代は終わり、徐々に中身が大まかにマネキンに着せられ、中身の写真が店頭ポップになり、はたまた今ではSNSで事前に中身を検索して欲しいコーデをピンポイントで見つけるようになった。
目玉商品をゲットできて残り物もお金になる、この「部分的に換金」は消費者からすると大変ありがたい。109の地下エントランスで物々交換って一般人には遠巻きに見ても入れないので、元々年始はフリマアプリのやりとりが活発化するタイミングだったし、今年は袋に入れたままのきれいな服が欲しい人にもっと届くようになる。福袋の転売を公式に認めて、むしろ促進するというのは思いきった取り組み。以前の福袋は動きのない在庫も混ぜながら、顧客一人当りに結果的に使わないものも含めて多くの点数を持たせて、お得感を感じさせながら在庫処分をするという効果があったように思いますが、使うもの以外は交換してしまうとその効果は薄れ、単なるセールに近くなりますね。もちろん「お祭り感」によって財布の紐を緩くする効果はあると思いますが。
一方で、福袋を買ったはじからメルカリに出品されるのであれば、みんなそれをめざしてメルカリの前で待っている、という感じになりそうですね