【失敗もあれば成功もある】コンセプトが変わったクルマ5選
コメント
注目のコメント
フォレスターについて補足。
この記事だとわかりにくいのですが、最低地上高はさほど変わってない、初代から高めです。
モデルによって全高が高いのは着座位置を少し上げたのと、ルーフ周りとルーフレール形状でしょう。
で、初代フォレスターはなぜ最低地上高を高くしたのに高性能になったかと言えば、ロールセンターの最適化の為だからです。
初代レガシィ、初代インプレッサと初代フォレスターの脚は共通のストラット式。
ストラット式の瞬時ロールセンターは左右アームを延長した交点になります。
つまり、車高を下げてアームがバンザイすると、ロールセンターは下がる。車高を上げてハの字にするとロールセンターは上がる。
よく誤解する人が多いのですが、ロールセンターが低いのは決していいわけでは無い。本来なら重心位置とロールセンターか近い方が安定(ロールに強く)します。
フォレスターはロールセンターを上げる為に車高を上げて重心位置と近くした。
コレがキモなんです。
さらに言えば、ストラット式はアームがバンザイすると、ストロークするにつれてタイヤを内側に引っ張ってしまう。ポジティブキャンバーになってしまうので、グリップ限界が低くなってしまう。
なもんで、初代フォレスターは脚を固めず、深いロールでも安定して走れるクルマなんで、素晴らしいって話。
今のフォレスターはリアサスペンションがマルチリンクとなりましたが、素性はイイ。
SUVのカタチをしたスポーツカーです。
こう言う本質を見ないと。
水平対向だの4WDだのがスバルの真髄では決してありません。
新型フォレスター試乗記
https://note.mu/tomozoo1975/n/n384cf2b7de23