内閣支持率42%、不支持が逆転 昨年12月以来、共同通信調査
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内閣支持率と不支持率の差は小数点以下の0.3ポイント。誤差範囲内であり、「拮抗」とみるのが妥当な差ですが、下降トレンドが続いているのは間違いなさそうです。「桜を見る会」の問題は、森友問題などでもみられたように、首相にとって都合の悪い情報は廃棄によって消滅させる、そしてそれを改めて調査することもしないという、行政府の信頼性を根本から揺るがす事態がなお続いているところにポイントがあります。
内閣支持率だけみればなお4割あるため高めにみえますが、首相自身への信頼性は心もとないものがあります。来年は社会保障費の抑制について国民の理解を得なければならない大事な1年であり、この政権にそれを乗り切るだけの信頼性があるのかどうか。これから問われていくのは、その点ではないかと思います。内閣支持率や不支持率が上下しても、与野党含め、安倍首相を超えるリーダー及び安倍政権を上回る政権を想像できない状況が日本の本質的な問題のように思います。
因みに、こちらがNHKが実施した12月の結果です。
http://www.nhk.or.jp/senkyo/shijiritsu/
内閣支持率 支持45% 不支持37%
<各政党の支持率 ※()内は11月の数値>
自民党 36.1 (36.8) △0.7
立民党 5.5 (6.3) △0.8
国民党 0.9 (1.4) △0.5
公明党 2.7 (3.8) △1.1
日維会 1.6 (2.2) △0.6
共産党 3.0 (3.5) △0.5
社民党 0.7 (0.3) +0.4
れいわ 0.6 (1.2) △0.6
N国党 0.1 (0.2) △0.1
その他 0.1 (0.1)
です。
まあ、自公が支持率を落としているのは、分かるのですが、
野党は、社民党以外全滅
国民党は、また1%未満に、
比較的支持層が盤石の共産党も0.5ポイント落としている。
「下がった」「下がった」と言うけれど、
そもそも上がった要因が、「内閣改造」であって、
ある意味、期待を込めての支持とも言える。