蓄電設備の効率化が再生可能エネルギーの追い風に
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「再生可能エネルギーは不安定」ということが固定観念になっていますが、大規模な原子力や火力発電が想定外の事態で停止した場合、確率は低いもののその被害は甚大となり、別の意味で「不安定」です。
2023年以降、天然ガスによる発電コストより、風力発電と蓄電池を合わせた発電コストが下がるという予想は、驚きです。
海外では再生可能エネルギーの発電コストが既に化石燃料よりも下がってきていますが、これに蓄電池のコストを合わせても、化石燃料のコストより安くなれば、再生可能エネルギーの普及が従来の想定以上に早まることになります。
再生可能エネルギーが発電しすぎて、蓄電池でも吸収出来なければ、水素に転換するということも、前倒しで実現することになりそうです。
再生可能エネルギーへのシフトが遅れれば遅れるほど、電気代が下がらないので、産業の競争力が低下することになります。
再生可能エネルギーは変動するので、信頼性が低く、しかも高コストの電源だと言っているうちに、世界は変わり始めているのです。
5年も立てば、世界のエネルギーの姿が大きく変わり始めるのを目の当たりにすることになることを、まだ信じられない気持ちですが、やはり世界の動きが速いことを冷静に受け止めるべきでしょう。