【スライド】インスタで分かる、フェイスブックの「焦り」
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アメリカの広告市場は20兆円ほど、うちデジタルが半分を超えているそうなので、約10兆円。フェイスブックの売上は6兆円、北米の割合は半分ほどで急激にには変化していないので3兆円。北米ではもう少し伸びる余地があることにはなっていますが、寡占状態なのは確かで、頭打ち感は否めません。Agentの占有率が高いならともかく、Facebook Groupという媒体にしか広告が出向されない状態というのはちょっと考えられませんよね。
そのため、Instagramはじめ、広告出向する場所の拡大もそうですが、それ以上に、その他の地域でも北米で浸透させた成長率と同程度以上を期待されている状況です。
普通に考えてそれは簡単ではない。
確かに、世界の広告市場は伸びていて、デジタルに限ると10%以上伸びています。しかし、これらはやはり新興国の伸びが大きいわけで、Facebookが得意なところではないと思うんです。
Facebookという巨人でさえも、環境の変化に焦りを感じ続けるほどめまぐるしい時代。身が引き締まる思いです。ソーシャルプラットフォームは、流行りすたりがある事業です。特に若い世代は、若い世代だけがいるプラットフォームを好む傾向があります。例外はfacebookで実名なため、電話帳のように捨てられないネットワークです。facebookを軸に、様々なソーシャルプラットフォームを買収し、継続的なソーシャルネットワークを維持し続けるという戦略が実行できる企業は他にないのではないでしょうか。
一年前、インスタ創業者が去るというニュースは大きな話題となりました。ただ、インスタを理解するには、親会社であるFacebookとザッカーバーグの存在が欠かせません。
決算の数字や発言を追いながら、ひとつひとつの出来事を紐解いていくと、ザックの悩みや成長への課題が見えてきます。
すなだデザイナー渾身の作品です。