仏年金改革、首相が譲歩も労組反発 スト拡大宣言
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中身がどうあれストライキ継続でしょうね...。フランス人の自分たちの権利を主張して戦う姿勢にはあっぱれです、さすがフランス革命で自由を勝ち取った国民。生活レベルでは電車バスがほぼ止まってるので不便極まりないですが。
仏政府が導入を検討しているのが、全職種共通年金制度とでも呼ぶべきものだ。現在は、列車運転士など、重労働や危険労働だと認定された職種に特別制度が適用されている。それを廃止して、制度を一本化し、同額拠出・同額給付にするというわけである。この制度変更に対して、フランス労働総同盟(CGT)を中心に猛反発が起きたが、フランス民主労働総同盟(CEDT)やフランスキリスト教労働同盟(CFTC)は、むしろ容認の立場だった。しかし、今回の政府の発表は逆効果で、CFDTやCFTCまでもが猛反発する結果となったのである。そこに、年金の統一化だけではなく、支給開始年齢を遅らせることが強く盛り込まれていたからである。
まあ、年金は過去のテキトーに都合良く決めた仕組みを今の世代が後処理しているようなものだから、諦めない限り怒るしかないんだと思います。労働者も大変だけど、政権側も大変でしょうね。完全に尻拭いだから。
日本でストが起こらないのは誤魔化し方がうまいのか、国民が諦めてるか、どっちかなんでしょうね。