【衝撃】アフリカで「超リープフロッグ」を掴む東大ベンチャー
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私はWASSHA秋田さんと2016年にOrange Fabというインキュベーション・プログラムで出会い、その事業のすばらしさに衝撃を受けました。
WASSHAさんが日本発のベンチャー企業であるように、この事業モデルは一定以上のマネジメント・ガバナンスの水準が求められることから、顧客はアフリカ現地の方でも、事業者は(少なくとも主要経営者は)欧米のベンチャー企業が多いです。
資本の観点からは完全にパワープレー化しており、各社が数十億円のエクイティと数十億円のデットをそれぞれ毎年調達して事業を急拡大しています。
欧米のベンチャー企業は、母国またはエコシステムの近い隣国のVCや大手電力会社(、そして日本の商社)からどしどし資金調達を行っています。
私はWASSHAさんの資本政策の方針を知る由もありませんが、個人的には日本のエクイティ・デット双方の投資家が欧米と同様にWASSHAさんに毎年数十億円を供給し続けるくらいになると、さらに盛り上がるような気も・・!
注目のコメント
ダイキンのタンザニアにおけるエアコンのサブスクは、一話で井上会長が語っていた東大との産学協創協定の一環ですね。
https://newspicks.com/news/4446061/
いままだ2Gや3Gが大半ですから、これが5Gにいつ置き換わるか。携帯がなかったところに通信塔を立てていったときと違い、5G投資のリターンは見えづらいですね。アフリカの人たちは人間関係をメンテナンスするために頻繁に連絡を取り合う習慣が昔からあり、携帯やWhatappは習慣を維持したまま方法を変えるだけですから、後知恵ではありますが、普及は必然でした。
リープフロッグと呼ぶ現象が起こるのはいくつかの条件下においてのみで、オペレーションや技術の蓄積、産業集積が必要な領域では起こりません。アフリカの多くの国で製造業がさかんでないのはだからです。いきなり重化学工業にリープフロッグしたりはしないのです。
モバイルマネーが普及しているケニアやタンザニアも、送金に使われても決済には使われず、キャッシュレスどころか完全な現金社会。習慣や価値観はどこでも少しずつしか動かないもので、その前提で、現状の心地よい非効率から置き換えてもいいと思われるニーズを発見できた場合に、新しい商品やサービスは受け入れられるのかと思います。
ワッシャと関係ない話になりました。。今回取り上げて頂きました、WASSHAの秋田です。
アフリカはリープフロッグで先進国に「追い付く」んじゃなくて、先進国とは全く異なる、世界中の誰も見た事がない新しい世界を実現できるポテンシャルを持っていると信じてます。
それを「スーパー・リープフロッグ」と命名してくれたNP記者の平岡さんに感謝です。
今回の話、日本の皆さんには新鮮に響くかもしれないけど、同じようにアフリカの可能性を信じて、世界中からキラキラのスタートアップが既に参入して来ていて、FinTech、AgriTech、AI、ヘルスケア、ドローン等々、様々な領域で競争が激化してます。既にユニコーン企業になった企業もあるし、欧米中印のファンドが数百億円単位の投資を日々リリースしてます。
そんな中で、数少ない日本発のスタートアップとして戦うのはすごくチャレンジングです。一緒に戦ってくれるメンバー(特にCFO、新規事業開発、人事・広報、内部統制、コンプラ担当とか)まだまだ募集してるので、「我こそは!」って方、是非Twitter(@Satoshi_Akita)でDMください!
全然関係ないけど、いきなり5Gって、いきなりステーキとかけてるのかな今回テーマはがらりと変わって、アフリカ発「超リープフロッグ」の世界。
これまでABEJAのような、AIベンチャーと連携してきたダイキンですが、アフリカで低所得層を対象とした「BOPビジネス」を手がける企業WASSHAと連携しました。同社はランタンの貸し出しと、一見空調とは何のかかわりもない。
取材して分かったのは、これまで高級ゾーンで中国など海外を攻略してきたダイキンにとって、一番遠くにあるのがアフリカ市場で通用するビジネス。
ダイキンがWASSHAと組んだ狙いは、テクノロジーのイノベーションより、むしろビジネスイノベーションだったのです。
今アフリカが持っているポテンシャルとは。それは必ずしも市場規模ではなく、従来の教科書にはない新しい経済の姿です。ニューエコノミーはアフリカで始まるのではないかと胸が膨らみます。