人を“エンハンス”する技術。「人間拡張」による人間×AIの新たな世界
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AI応用として「自動化」が注目され実用化が進みつつありますが、もう一つの側面として「人間拡張」があります。広義に「人間とAIの協調」と呼ぶことも多いですね。
|次世代のAI活用の姿として「デザインの未来」「文章理解の未来」
|「意思決定の未来」、そして「映像理解の未来」を示した。
この4つが大事なのは間違いありません。ただし、いずれも便利さや効率さに寄った価値を出すものなので、マネタイズが意外と難しかったりします。「設計・計画」「文章生成」というクリエイティブな世界まで人間拡張が進むと、劇的に世の中が変わる予感がしています。AIは流行期が過ぎ、今は幻滅期。後ほど回復期に入り安定期に入るということ。
AI事業を行っているものの、人間でできることをAIが行うには道のりはまだまだ長い。
記事にもあるエンハンス技術として義足としての利用の場合、機械制作は置いておいて単なる「座る」行為に以下のデータインプットとテストが必要。
・利用者の身体的な構造データ
・座ることが可能な椅子のデータ
高い椅子や机の中に収まっている椅子は座れないという教育。じゃないと見る椅子何にでも以降の行動をしてしまう
・椅子に座るときのルール
正面から座ること、座るために◯センチ前に移動すること、ソファや立脚椅子の座り方の違いなどなど
・椅子からの立ち上がり方データ
・椅子のしまい方データ
人間だと常識と状況下で判断できるが、機械はまず無理。驚くぐらいの設定が必要。場合によっては相手が座るまで座ってはいけないなど気を利かす行為も無理。
企業が意欲的にデータ取得を効率化し、自主学習できる範囲を本当にゆっくり広めていくことが遠いようで一番の近道だと思います。サイボーグ999とホテルのコンシュルジュの話を聞いて、AI×人間とAI+人間の両方を考えておいた方が良いのかもしれないとも思いました。
人間は人間同士のコミュニケーションをフィジカルに体験することを、どこかで欲しているのかもしれません。緊密なやり取りはAIでもOKであり、引きこもって独りでも生きて行ける可能性はここ近年で実証されていると思います。社会問題化していますが、それは高齢化や社会保障問題であってAIとは関係ないでしょう。
一方で、店舗で買い物したり、ホテルに泊まったりとカスタマーエクスペリエンスに直結する体験型の世界は需要が伸びていることを考えると、融合と分別はそれぞれに考えていくべき問題なのかもしれませんね。