決済端末もアプリも不要。タグでモノに直接支払う「Pay-to-Things™」
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注目のコメント
決済の省人化のサービスが増えますが、決済の手間を利用者にスライドさせてその中で少しでも便利にする考え方と、そもそも利用者には手間をかけない考え方とに分かれてくるのが興味深いです。
今年一気に広まったキャッシュレス決済の最も重要なポイントはモバイルウォレットユーザーの増加です。コード決済であるかどうかは本質ではありません。むしろQRコードの採用は普及速度を上げるための妥協策だったと僕は捉えている。
私たちは今回、モノとつながる決済を実現する1行のcode、いわば"Magic Code"を提供します。このcodeをサービスサイトに埋め込み、NFCタグをモノや場所に埋め込めば(貼れば)準備は完了。弊社のタグはすべてクラウドからコントロールでき、電源不要でいろんなモノに埋め込めるから利用シーンは店頭に限りません。なんなら僕は左手にマイクロチップをインプラントしてるので「僕の身体に100円払う」という不思議なマイクロペイメント体験を即実現できる。「キャッシュレス」の本質的な価値はこういう「そもそもレジの無いところ」での新しいコマースにあると考えています。
私たちのテーマはキャッシュレスではなく体験の向上です。「お得だから使う」というポイント経済圏で戦うのではなく「便利だから使う」というUX経済圏を創れたら本望です。
昨日JR東日本・ソニー・DNPと連名でこういったプレスリリースも発表しました。
https://www.jreast.co.jp/press/2019/20191209_ho01.pdf
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https://www.itmedia.co.jp/news/spv/1912/09/news137.html
そしてこちらはPay-to-Thingsのプレスリリースです。全力で普及させていきますのでご期待ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000012842.html
一点補足です。
「データ活用のために結局ユーザー登録させられる」といったご指摘がありましたが、PayChoiiceではそのようなことはありません。まずApple PayもGoogle Payも弊社サービスへのユーザー登録は基本不要でその場で即使えます。クレジットカードの場合は初回登録する必要がありますがクレカ番号は弊社サーバには一切保存されず決済代行会社に送られますし、各種設定等を残す必要がなければ登録は不要です。環境保存のために登録したとしても弊社では決済履歴を統計集計以外に使うことはありません。基本的にはNFCタグへのスマホのタッチで事前指定したURLを開かせる仕組みだと思うで、開かせた先のURLに決済機能を埋め込むなどカスタマイズの範囲は広いと思います。QRコードのスマホ撮影と同様の事をスマホタッチで出来る技術で、QRコードを置き換えるというよりは併用できる技術です。
例えばビアガーデンのテーブルにタグを貼り付けておいて、テーブルを確保してそのタグをスマホタッチするとテーブル番号指定された注文ページが立ち上がって、そこで決済まで済ませるとビールと料理が届くとか。
たとえばこれはNFCタグも併用できます。
https://newspicks.com/news/4447910
個人的な印象ではどちらかというとテーブルなど場所に紐付けた決済、施設内の機器レンタルなどに向いていそうな気がします。
NFCタグ自体は結構以前からある技術なのですが、QRコードほどには一般での認知度が高くないのが難点ですね。QRコード、見た目こそ美しくないですが、これが印刷されていればとりあえず撮影してみれば良いというのがよく知られているのは強みです。他方でNFCタグはまだそこまではいっていないと思うので、如何にタッチさせるか工夫は必要だと思います。
パリでは何年も前にバス停の更新が行われて、実は全てのバス停にはNFCタグが埋め込まれています。これをタッチする事でバスの到着時間や周辺地図などを確認出来るページが開くのですが、まぁ使っている人は見たこと無いですね(笑)