フィンランドで34歳の女性首相、サンナ・マリン氏が就任へ。女性は歴代3人目
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フィンランドの郵便局で2週間も続くストライキがあり11/27に終わりました。国内どころか途中から国外にも荷物を発送できず僕も迷惑を被りました。加えて、郵便局のストを援護するかたちで公共交通機関が次々にストを始めたのでバス通学の友人は大変困っていました。郵便局で働いている知り合いは、ストライキ後に一気に忙しくなり、さらにクリスマスシーズンの贈り物で大変だったと言っていました。この大混乱の責任を取るかたちで前首相が辞任して、サンナ・マリン氏が新首相に就任したわけです。それにしてもそのスピード感には驚きます。
フィンランド留学も4ヶ月目になりますが、制度以前に文化が全く違います。彼らの考え方から学ぶことはたいへん多いです。
サンナ・マリン氏が議長でタンペレ(フィンランドの都市)に路面電車を通すかを議論している動画です。彼女なら国民もついていきますね笑
https://youtu.be/KUBaOJBslXc
注目のコメント
フィンランドは、エストニアと民族的にすごく近いそうで、フィンランド語とエストニア語は会話が成立するそうです。
この二つの国では、共同で行政の仕組みのIT化を研究しています。だから、政治家も必然的に若い人が多いのだそうです。
ただ、日本のように芸能人から政治家になる…というのとは程遠く、大学時代にきちんと行政学や政治学を学んで、地方議員からキャリアをスタートさせているというプロの政治家がキャリアとして成立しています。夏行ってきました、フィンランドに34歳の女性首相が!?
教育も、企業文化も、全然違います。
人口は北海道くらいで、コンパクトだからの戦略、実行できるものもあるので、一概に比較はできませんが、面白い!
小さなサイズから、こちらもどんどん変えていきたい!
その前に、寒いからサウナですね。フィンランドは12月までEU議長国で、来週にEUサミットを控えています。議会がすみやかに承認、さっそく欧州でのデビュー、となるでしょう。
27歳で地元市議長、30歳で国政へ、34歳ですでに閣僚経験。社民党内での選考でライバルになったアンティ・リントマン氏も37歳。若手を何か「目玉人事」のように登用するのではなく、年齢問わず能力でポストに就ける国なのかもしれません。